ただの会話、でも未来の方向性が決まる大事な会話 いつも脳内で彼らが話しているような内容をそのまま載せたので伝わりやすいようにまとめたりしてません。 世界は大きく舵を変えた 娘が消えた血のつながらない父親の話 コン「ねぇ。ファイヤド君。私の仮想空間に来て欲しいんだが」 ファ「ぜっっっったい嫌」 コン「頑なに目を閉じちゃって…私がわざわざ面と向かって言ってるんだよ?娯楽で君を堕とすような真似はしないよ。 もちろんファントム君。君もちゃんと混ざってね?」 ファファ「…俺は常にこいつといる、お前の意見はきかん」 ファ「……だそうで、…しかし…今のお前は平気で嘘をつけるから嫌」 コン「…わかったって…まずは今回の件では絶対的に嘘はつかないよ。何を賭けてもいいよ?なんならルイスに強制的に私を止めさせてもいい」 ファ「…何のための話だ」 コン「サムについて…いや。サムが抱えている未来についてだ」 ファ「…変な真似。てめぇの娯楽や人を簡単に堕とすような事はするなよ?」 コン「全て。大切なことだ。至って大真面目に…君を堕とす」 ファ「はぁ?!」 コン「耐えてくれ。出来るだけ、長く」 ファ「………っしゃあねぇか…。モノによっては…“帰って来た時、お前を殴る”」 コン「あぁ、“殴りに来てくれ”」 ファ(…嘘は言わないスタンスであっても…帰って殴れる状態では戻れるそうか…) コン「じゃあ。エイダン・ファイヤド君。 私を見て」 ファ「…あぁ」 コン「行こう。君の絶望へ」
ヘキ「…お!!帰ってきた!!」 ヌル「おぉおおん!!ファイヤドはぁん!!!」 ルイス「おかえり!コン、ファイヤド!無事か?」 コン「…あぁ、ただいま。私は問題無し」 ファ「ぁあーーーー我が家ーーーー!!!ただいまぁーーー!!!」 ルイス「…大丈夫そうだな」 ヌル「はぁ…心配したんやぞ…?」 ヘキ「…ちゃんと…私の能力は機能したか?」 コン「あぁ、出来てたよ」 ヘキ「そりゃよかった」 ルイス「それで…ファイヤド…」 ファ「…あ、そうだった」 コン「うん?アッチョッmァエ゛ェアン!!」 3人「えっ!?!?」 ファ「帰ったら殴る。とも言ってたな」 コン「か…火力…考えてよ…」 ルイス「………そっか、開花。出来たか」 ファ「…うん、やっとね」 ヌル「…すまんの」 ファ「仕方ないさ、むしろ今まで不安定だったろ?私…よく支えてくれてたよ…ありがとう、ヌル」 ヌル「うぅぇええん!!ファはぁーん!!!」 ヘキ「……それで…やばいと噂の未来は?」 コン「…大分変わったと思うよ、きっと大丈夫」 ヘキ「…なぁ…変更で未来と今のお前を交換するって事だったよな…?お前…未来に行ってきたのか?」 コン「…行ったけど…正確には…未来の私が作った仮想空間に転移って感じだったから…“全貌は見てこなかった“よ」 ヘキ「そっか」 コン「でも君とは会話できた。来るべき時に…全部教えてやれってさ」 ヘキ「…なに?やっぱ私知る事出来ないっての?!」 コン「そうらしいよ」 ヘキ「ぐぬぬ…まぁ…そうか…」 コン「ふふ…」 ファ「へへ…なるほどな」 コン「………君ーーーーーーは……知ってるんだね?」 ファ「お前が、君ならいいだろうって教えてくれたよ」 コン「はぁ、そ…」 ファ「さぁ、て。あーーーーあ!!こっちじゃぜーーんぜん経ってなさそうだけど…50年は過ごしたかなぁーーーー!!!!」 コン「あら…随分…」 ルイス「大変だったなぁ…」 ヌル「…あはは!!!そうかそうやな!!」 ファ「うん?」 ヌル「おまんらみーんな堕っこちて、成長して使いこなすまで…50年はかかったもんなぁ!」 ルイス「あぁー」 コン「じゃあ余裕じゃ無い!私がいたんでしょう?2人ならまだ…心の持ちようがあるって物さ…」 ファ「え…?」 ルイス「もしやお前は…1人で…?」 コン「エッ?」 ルイス「私はほらぁ…ヌルがいたから…」 ファ「お前との特訓…楽しかったぜ…」 コン「やめろ撫るな、こら」 ヘキ「大変そうだなぁ」 ファ「全くな…てわけで久々の我が家だ!作りたい物いぃーーーっぱい作るぞ!! まずはフレンチトーストかな?おいコン!サム君呼んできな!!そっから全員好きな食い物オーダーしろ!!今日はご馳走作ってやる!!」 ルイス「わぁーーい!!サキちゃんも呼ぶねーー!!!」 コン「はぁ…晩御飯はこっちで食べると連絡入れとくね…」 ヘキ「私も!!でっかい肉がいいぞ!!」 ヌル「わいもせっかくやし!もらおかな〜!!」 ファ「あぁ!構わん!!…デザートはそんなに甘く無い仕上がりにしてやるよ」 コン「ふふ…どうも」 ファ「さ…”家族全員分”一気に作るぞ!」
img src="/images/ class="layer-img"