る宅、動く!
創作世界の中で、「世界を変える」ためのお話し?言ってしまえば程のいい独り言
#魂還者
#魂還R旋
________________________________
C「ねぇルイス?世界征服って興味ない?」
L「はぁ???何ちゃっちい魔王みたいな事言ってんの???」
α「もう一回強めに殴ってみよっか?直った??」
C「君達ねぇ…ユーモアセンスも無くなったのかい?」
α「お前のユーモアは洒落にならん」
L「で、一体どう言うつもりで??」
C「この世界の構造、君ならわかるだろう?幾つもの“塔”(アカウント)が関与しているんだ。そして我々“Rの塔”も同じく所属している。だからこそ、こうして動いているわけだが…世界構造を担っている塔があるだろう?
最初にこの世界を生成し、組み立てていった塔達だ…そして…その塔に考慮した結果、我々の“設定”が通りにくい…と思った時くらいあるだろ?」
L「む…確かに…な」
α「その設定とやらを弄ろうとしたのかお前ら」
C「まぁ追々聞けばわかるさファイヤド君…さて、それでね?思ったことが多々あるんだ。とりあえず世界構造を担っている塔は今現在、この世界での活動があまり見られない、つまり実質世界は動いていないと言うこと」
L「…うん…」
C「その上、Rの塔での設定内容が溢れんばかりなわけ、決め事が滞ってる、許可を得る対象がどこかに行っちゃってるからね」
L「…つまり」
C「この世界を全ての権限をRの塔が奪ってしまえば、全部我々の作りたい世界が組み込みやすくなる。と言うわけだ」
α「成程…だが奪うのは反対だな、そこで生きている人もいるのだから」
C「そう、後々面倒ごとにもなるしね…そこで一つ考えたことがある」
L「…なんだ?」
C「そう構えるな、手を加えるのがよろしくないのであれば、世界を複製してしまえばいいのでは?と思ったのだよ」
L「…コピー先で暴れるって戦法か」
C「そう、全部コピーならば万が一不具合が生じても、コピー世界を消してしまえばいい。…でもオリジナルとのズレが生じると、それだけで問題が起きうるだろう。だからルイス。君の出番という訳だ」
L「私?」
C「そ。私は複製しか出来ない、ファントム君や仮想空間のようにね?でもルイス、君ならそれぞれを“繋げる”事が出来るだろう。オリジナルとコピーを繋げて同時進行で動く、またはオリジナルを止めてコピーのみで動かすが、情報の更新はされる…とか」
L「…偽物の人生を歩ますのか?」
C「そうだろうな、けれど“今”が本物かどうかなどすらわかるまい?それに例え仕様を変えたところで、ここで生きている人らは何も変わった事はない。オリジナルかコピーかなんて気にしない様に組み替えるのだから。例えこの世界が5分前に作られた、設定しかない記憶のままであっても、その時その場にいたこの記憶は“本物”と言えるだろう?」
L「…それもそうか…」
α「…ちょっと待って、端的に言って欲しい」
C「うむ…世界の外側のコピーを私が作って、その内側にオリジナルの意識をルイスが繋げる。ぱっと見何も変わっていない…という感じ?」
L「おー…マイ●ラのワールド複製をした後、セーブデータ1つを共通で使う。とかは?」
α「なるほど」
C「ぐぬぅ」
L「…まぁそれでなら我々の世界ではなんら問題は無いだろうが…問題は他の塔とのリンクだ、それをどうするんだ?」
C「そこなんだが…ファイヤド君、君の世界って確か別軸に繋がるドアがあったよね?」
α「あぁ…それで……黒の塔の子と…繋がれたね」
C「同じ様に、各世界時空の交差点を作って、そこに世界を繋げる扉があればいいんじゃないだろうか?」
L「…扉を繋ぐ事は容易だ、向こうの世界がノックに応じてくれたら…だけど」
C「なので…このコピー世界を“各時空(各創作世界)”と繋がる様にしてしまえば…他塔との競合も起こりにくかろう。この世界に干渉したい時だけ、扉を開ければいい」
L「…それが実現できれば…甘の塔の世界にダイレクトに繋げることも出来る…?げど君を安全に連れ戻せる可能性が増す…?」
C「恐らく、ね、但し向こう側の設定の方が上位になる。我々が入り込めない、入り込まれたくない、一方的に見ることしかできない…と言う事はあるだろう」
α「…しかしお前が“人助け”に前向きになるなんてな」
C「疲れたのだよ、この世界構成に…私はチェスの様な対等に進め合う世界は苦手でね、私が用意した舞台で役者が踊るのを眺めるのが性に合ってるのさ、その上で世界を用意する際に回収できる駒があれば回収するだけ」
L「それでいいさ、後は私がなんとかすればいい」
α「ふぅん……ちなみに〜、その場合私の役目は無さそうなんだが…?」
C「あら?拗ねちゃって、君の出番は不要になった世界の消去時か…生成した世界の護衛だからね、出番がない方が平和だと思うよ?」
α「拗ねとらんわやかましぃ。…ふん、世界を壊すのは願い下げだ」
C「壊す必要のないよう創るさ」
L「じゃあ…元あるこの世界をコピーして、そこを交差点になる様に定義、Rの塔所属のオリジナル魂はコピー世界へ転送、他の塔、また他の世界もこのコピーにリンクする扉を生成する様に組み込めばいい…と言う事だな。…コピーコピー言いにくいな」
C「ふむ…一応この世界は“魂還者”という名称が与えられているが…」
α「そうなんだ。…確かに天使死神悪魔がこんな動きしてる世界ってあんま見ないもんね。役職の名前が世界についててもおかしくは無いか…」
L「折角なら“R”とか…繋がりとか…そう言った名称つけたいな」
C「少し考えてある。例えば世界自体を“螺旋階段”として見た時、各世界壁があったり、上から見たりしたら被るところはないじゃないか。しかし全ての世界の壁を外して、横から見たら?螺旋にも様々な形がある。同じ形の世界じゃなければ、必ず、交差するところが生じるはずだ。そこの交差地点に、踊り場の様にこの世界が存在する…
という理屈で“魂還螺旋(こんかんらせん)”
なんなら螺旋のらをRにしてもいいかも」
α「強引じゃね?」
C「ならば他を考えたまえよ」
α「ぐぬぅ」
L「基本が“魂還者”だからな…どうせ“RRR_CPW”とか“夢牢獄_R”も含まれるんだろ?“魂還R旋”いいんじゃね?他の塔との差別化も図れるし」
C「その略称今初めて出したけど伝わるかね?」
α「…んもーーシステム側を理解してるやつの話嫌い!素人にわかる様に言ってくれ!」
L「ニャルさんとこの世界とあの双子のお菓子世界も明確に干渉し合える…と言う事だろ?」
C「それだけじゃない。Rの塔には他にも世界がある、なんなら他の塔の世界(よその子の創作世界)まで混ぜ込むことも可能だ…まぁこの世界の中では魔法だったり奇跡だったりは補正がかかって上手く作動しないようにして貰うつもりだがね」
L「何でもありにすると、ただただ世界バランスが崩れちまうからな」
α「…より一層…カオスになるわけか」
C「ノックに応対する世界次第だろうね…さてしかし、方向が決まったね?」
L「あぁ…世界を複製し、我々主体の空間にする…全て…繋げる」
α「問題があれば…私が始末する…かぁ…」
C「ふ。では…私はコピーの準備をするよ、中々の量だ…調整中に別塔に文句言われる場合もあるしね…準備できたらまた話すよ。
さぁ、世界征服の始まりだ」
L「あーあ、そうなっちゃったな」
α「まぁ仕方ねぇか」
C「私達は傲慢だからねぇ」
0「なんやおもろそうな話しとるやんな、混ぜて混ぜて〜」
fα「またコンが余計なこと言い始めたのか」
C「余計とは失礼な」
α「でも大抵そう」
L「んははwじゃあ。もう一回説明しがてら、動き出しますか。私達の世界を確定するのさ」
ED