Twitterうちよそにて文章の交換会の様なものを行なった内容となります。 【うちの子】   L:ルイス   A:アダマンド 【よその子】   タル:タルト君   ココ:コバルト君 _______________ ・学校帰りにて A「…ん?今日晴れなはず…?」 L「まぁそんな日もあらぁ… …!」 (雨の中佇む若いゲシュタルド) A「…誰?あの子。…あ。……置いてかれた…先帰るか」 L(この先は行き止まりだから…ここに…!) ココ「…残念だけど、君の求める兄弟はまだこの世界にいないよ 観測して、見つけることは出来たけれど」 L(…この声…まさか) ココ「僕は、ルイス君…君を… 身勝手に自分のエゴで、繋げた根源を… ただ…殺しに来たんだ…」 L(ノイズで読み取り辛いけれど…君は…ココ君…!!) (__________ココアさんの漫画より引用) (__________ここから文章送り合いの内容) L 「…S_ka_58610…コバルト… ………今一度確認するよ。ココ君。君なのかい?」(顎を引いて仁王立ち) ココ「…うん。一応そうなるね。 …読み取りの腕が鈍ってる気がするけど、 …まぁいいや。」 ココ「ルイス君。君の身勝手に僕は巻き込まれた。 繋がらなければ、無知で馬鹿な状態で 何も苦しまずに生きられたのに。」 L 「…全部聞いてるよ。小細工など要らない。君は今、“私”と“君”をどうしたい? 私は私の世界を愛している。 君が“私の世界”の一部であるなら…どんな手を使ってでも救いたいんだ。 どうなるのが望み?」 (リラックスした状態でゆっくり歩いて近付く) ココ(背を向けながら) 「……僕の体は、あの世界に取り残されて 繋がったままでいる。もう二度と風を浴びることもない。友達もいない。 もう僕の望みは無いよ。」 「君に死んで欲しいだけ。それだけ。」 (振り向くとノイズが晴れ、先程会った 外道君の顔そのものだった) L 「…そうか。意外だな。やり直したいとでも言うかと思った。 で、私を殺してどうする?彼…ふふ“君”が悲しむんじゃないか? 今ここでルイスを殺せば、ゲシュ君にとっては「ココ君」が“ココ君にとっての友達の天使を殺したルイス”と同じように見えるね 私達はお揃いになる」 (姿変更でも慌てず会話) ココ「そもそも外道君は別世界にいるから何にも知らずに生きてゆくよ?でも老人になっていたみたいだし、死にかけが正しいかもね。あはは…! …この体は外道君なのは正解。 正確に言うなら、僕はタルト君の体を借りてる状態。 どう?同じに見えるでしょ。兄ちゃん。」 L 「そう!じゃあ問題ないね。あるとすれば児童君の手が汚れるだけだ! それが同じであろうがなかろうが、私には関係ない事だよ。弟よ。 じゃあ本題に入るけどさ、ココ君は何に対して怒っているの? 友人を殺されたから?憎い相手の兄だから?身勝手な行動で人生を乱されたから?」 ココ「何に怒ってる…? 外道君とお話し出来ないまま別れた事…? ルド君を助けられなかった事…? 身体が無い事…? ……………そっか。 僕が…自分で無くして……戻れなくって。 何にも無いって。 誰かに分かって欲しかった…。 一緒に共感して欲しかった…。」 (ヒビが地面に入り始める) L 「自己完結は良くないよ、それにね。君には言ってなかったけどさ、仮想空間を作れるのはさ、コンだけじゃないんだよ」(ヒビが電子ノイズ化する) 「S_ka_546102、S_ka_58610。逃がさないよ。話終わるまでね」(ノイズ混じりの空間) ココ「え。……此処はどこ?…嫌だ!!死にたく無い!!殺されたく無い!!いやだ!!!!」 (取り乱して涙を流す) L 「殺さないし、死なないよ?ずっと一緒さ。答えが決まるまで、もちろん児童君も、ココ君の魂も。 言っただろ?救いたいって。 堕とさせないさ。 …今検索してる。ココ君の繋がりから、体の場所も見つけてあげるね。 私 が 連 れ て い く よ 」 ココ「……………ひっ」 (倒れて気絶するが少し時間が経つと 目を覚ます) タル「…やっぱり。 こうなるだろうと思った。 ……るー、久しぶり。僕は 正真正銘の、タルト・ターコイズ。」 L 「やぁ、S_ka_546102、ゲシュタルドの差分機…児童君。ポメの時にしか出逢えなかったけどよかったよ ちゃんと君は“タルト”君として生きているんだね。さぁ、ココ君の代わりにお話するのかな?それともタルト君がお話しするのかな?」 タル「ふふ…ポメの時も覚えてもらえてよかった。 僕は、自分の意思で話すよ。 結論として、るーの助けたいって気持ちに 僕も共感してる。 コンおじさんと別れた後、何があったのか。 僕がどうやって助けようと思ったのか。 ココ君の身体へと案内しながらでも大丈夫かな。」 L 「いいよ。ついていってあげる。 …君は落ち着いているから話してもいいだろう。今ここで私を殺しても意味はないよ」(いつもの笑顔でついて行く) タル「正直どうしようもなかった。でも救う方法が分かったきっかけは、ある天使が呟いた殺してしまえって言う一言。そんな事するわけ…と思った。 けど考えたら、 僕が送り出された時も 転生をする時も殺したりは絶対無かった。 …つまりココおじさんは、自分自身がリスポーン出来る事を知ら無いと思う。」 L 「…だろうね、過去のデータを見ても“死にたくない”としか書いていない …殺してみるかい?不安だと言うならばもう少ししっかりした空間を作って擬似的に殺害してあげるよ?もちろん本体に影響は及ばない 君が手を汚すのは抵抗あるだろう?」 タル「大丈夫だよ。コンおじさん…あいつの…ムカつく…堕としを受けたって事は、間違いなく平和フィルターは無い。現にウェスタンでリスポーンって機能ある?って聞いたら、遺体無し・ココアのある場所って疑問形で答えてくれたから。 ただ、その後に殺してやり直そうよと伝えたら…こうなって…ごめん」 L 「あっはっは!まだあいつにおじさん呼びしてるのか!呼び捨てでいいよアレはw 構わないさ、私としてはもっと噛みついてくるかと思ってたからねぇ…ギロチン出したり、焼鏝でも持ってくると思ったが… …ただリスポンした際、君達がどうなるかはわからないだろう? 何せ彼は、君らの中枢なんだから」 タル「…るーに笑われるなら、今度から呼び捨てにする。ココおじさんはあれでも頑張った方だと思うよ。発想は良かったし。…それ以上の事ばかりやって来たけどね、僕らは。 …それもそうだった。彼がいなきゃ、外道君や僕は居なかった。 …あ。そろそろ着いたよ。」 L 「ふむ…ねぇ。彼をこちらの世界に呼ぶ方法。ひとつだけ考えがあるんだけどさ、結局君的にはどうするつもりだったのか教えてもらえる? …まぁ彼がここに来る事を望んでいるかはわからないけどさ、君の意見で知りたいんだ」(ココ君の体を撫でて本体がある事を確認 タル「元々僕が死んだ時にこの空間に行って… 静かに優しくナイフでやる予定だった。 リスポーン地点をあっちの僕らの世界に変更すればいけると思っていたけど…。 やっぱりるーがいると心強いな。 戻ったら、まずは暖かいココアを飲ませよう。 …るーに任せるよ。」 (機械で辛うじて脈を打つ、ココ君のしわくちゃな手を握り) L 「成程。じゃあ失敗した場合のリスクが高すぎるね… 私はね、私達と同じ事をしようと思うんだ。“特殊螺旋の魂”化 …でもそうするとココ君は私の管轄下になるんだ。例えこの世界に来れて空を見れたとしても、私を憎む気持ちは変わらないだろう?そしたら生きててしんどいだろう」 タル「名案だね。転生はもう誰も…やらなくていいようにしよう。 …思ったけど、後でココおじさんに教えてたら出来る様になりそうな気がしない…? ここまでいろんな事が出来たなら…ね。 そしたら主導権は独立出来るから… どう?…僕はあの時も間違えたから若干不安で…」 L 「そうかな?君がそう言うならそうなのかも知れないけど。私はね、コンもファイヤドも、記憶の一部を改変してるんだよ。 ファイヤドは失った子達の存在。ファファは、コンを憎む記憶、コンは隠してた感情を植え付けた。 同じように今なら、記憶の改変が可能なんだ。失って辛いなら、知らなければいい」 タル「記憶の改変…。全部無かった事にすれば、ココおじさんもきっと楽になる。 …けど、それじゃダメなんだ。 選択の間違いも、失う苦しみも それを抱えていく事が 生きるって事だろ。 現に僕は、記憶無くした後に るーに会いたがってたしさ。」 (ナイフを見つめながら) L 「…へぇそうなんだ。君も。復讐しに来るってワクワクしてたんだけどね、じゃあ残したまま、コバルトの魂を核、“放浪魂”に、君達の“塔”を魂の骨格、“螺旋階段”化するよ …一瞬塔が切れる、君もげど君も意識が飛ぶかも知れない。だから一旦私にリンクを繋げるね?大丈夫?」 タル「僕らの望みは、るーみたいに大きく無いさ。 いつだって、些細で小さな望みだっただろ? …ウッワァ何故復讐でワクワク? コンもそうだがつくづく分からない部分があるな… …多分大丈夫。向こうの私自身が失神して事故らなきゃいいが…」 L 「…は…“似てきた”ね、コンの手法に飽きてきてたんだよ… じゃあ…S_ka_に接続…バックアップ中… …ねぇタルト君。私ね、ココ君や君が憎んだ時、嬉しかったんだよ。 「便利屋の不憫腰おじさん」からさ、「ルイス」になれた気がして…ね」(バックアップ中の雑談 タル「…僕も、ココ君も…きっと… その気持ちは分かるよ。 自分が自分自身である為には、他人に 知られなきゃ証明出来ないって。皮肉だよね。 ……僕らのバックアップ、転送が終わったら るーに頼みが一つあるんだ。」 L 「…実行できるかわからないけど、聞いておくよ、なんだい?」 タル「…僕らの中で、ココ君の扉だけがまだ繋がっている。この部屋の出入り口として。だから、僕らが居なくなった後扉を閉めて欲しい。 ……"この世界にはもうココ君しか居ない"。 そんな所は…僕らの帰る場所じゃ無いから。」 L 「…わかった。じゃあ転生後の復元場所は…一度私の部屋で行おう、大丈夫。雨は降ってないから…さてバックアップ完了だ、後はソースを書き換えて一度電源を落として再起動をかける、そうしたら君はそのままの姿で、ココ君は霊体として、この世界に生まれるはずだ。 …じゃあ、電源落とすよ?いい?」 タル「うん……。ありがとう。 …あ、僕は幼少期にしておいてもらえると助かるかも。 …………おやすみ、るー。」 (ココ君の手を握り締めると、小さく握り返された) L 「あぁ。おやすみ。みんな」 「…さて、今の分もバックアップして…あぁ、動いてる。大丈夫。げど君も、IDは消滅していない…。じゃあ。 …殺すのは私の方だったね」 . L「…おはよう2人とも」(幼少期タルト君と彷徨う魂のココ君がルイスの部屋にいる(何も失ったり変わった感じは無し タル「…!よかった。きちんと子供の姿だ! ……ありがとう、るー!さてと… おきて。…起きて。ココ君。」 ココ「…ん。わぁああ!?ぼ、僕ら死んじゃった!?ルイス君に幽霊にされちゃったの!?」 (慌てる魂となだめようとするタルト君) L 「おはよ。そうだよ!君の体…というか君が今どこに存在しているか…理解できる?」 ココ「え。……えっ…え、あれ、あ、ここに…皆んなと一緒に…いる…!! タルト君の隣に!!」 (気づくと宙を舞い嬉しそうに跳ね回る魂とニコニコしてるタルト君) L 「恐らく持ってる能力も、げど君の魂も、全部そのまま残ってる。 でも私は空間を解除していない さぁ。これで好きなようにできるだろう? 今君は “君”と“私”を“どうしたい?”」 ココ「………僕は、体を持ちたい。 えっと、えっと… ルイス君にココアを入れて欲しい。 それを飲みたい! そして… 人間として、タルト君の隣に居たい!」 タル「…ふふふ…そうだね。一緒に旅できてなかったもんね。」 L (…もう殺意は無いのか…変な子だ) 「…肉体が欲しい…か、何処かで赤子として転生するか…すぐ必要だとすると誰かの肉体を奪う… タルト君が平気なら、一度その体をココ君に渡して、タルト君は新しく赤子で産まれれば…成長する頃には丁度いい年齢になるんじゃないか…? タル「そうだね。それなら良い方法かも。」 ココ「そ、そんなに容易く転生って出来るんだ……」 L 「じゃあ…しばらく霊体を楽しんでてくれ…母体となる人と…環境を用意するから…ちょっと荒技だから母体の記憶は消して、赤子だけ頂くけどね…それで大丈夫?(倫理観0)」 タル「うん(ルイスってこうだよなと言うスルースキル)」 ココ「う、うん…??(倫理のキャパオーバー)」 L 「よし…じゃあ…」 (空間解除) 「私の世界へようこそ」 (最初の行き止まり場所(晴れてる(少年タルトと霊体コバルトが存在する) タル「…ありがとう。るー…。本当に感謝してもしきれない。…あそこから消えた遺体についても。」 ココ「…空だ。雲。風…水たまり……!」 (頭をペコリと下げて) L 「…あぁ。情報が追加したら連絡するよ。とても簡単に繋がるからね…さ、世界を見せてあげな、霊体のままじゃ余り移動できないから…さ」 タル「……うん。あ、外道君の行方や 現在についてはまた後で落ち着いたら こっちからも連絡する。 …なんせ、ココ君の移動能力で 直接連絡出来るからね。 …ありがとう。 さぁ…行こう。ココ君。」 (ルイスを抱きしめた後、街に向かってゆく一人と魂) そっと手を振るルイス L「…私も…あぁやってわがまま言えばよかったかな…」 __終了!!