Twitterうちよそにて文章の交換会の様なものを行なった内容となります。 【うちの子】   C:コンラッド(コンラード)   R:ルドベキア   F:ファイヤド   L:ルイス   G:ゲシュタルド(コンラード) 【よその子】   タル:タルト君   ココ:コバルト君 _______________ ・馬小屋にて タル「ありがとう、コンおじさん。僕は…僕の友達を助けたい …これを見て?」 C「なんだい?それは」 タル「魂の一部…思い出の部分だけがここにある」 C「ふぅん。…?それは君のじゃ無いのかい?」 タル「…違う。居なくなった“もう1人の僕”だ」 C「…ん?」 鏡に映った男性(ココ)「全部…自分が悪いんだ…!」 C「…!…おや…?君は…?」 タル「僕のもう1人の育て親さ…」 ココ「みんなが羨ましくって…それで外道君を…僕はっ…」 〈補完〉 C「少し落ち着きたまえ…君は誰で、何をしたのかを教えてくれないか?」 ココ「…僕はココ…、外道君とは別の場所から…来た…君達と同じ能力者…だと思う…ゴニョゴニョ…」 C(…なるほど…私と、ルイスやファイヤド君の様に個別で存在している別軸の男か… どちらがメイン体かわからないが…彼の世界には… 己である“ココ” 他の存在である外道君こと“ゲシュタルド” そして…外道君のコピーである児童君こと“タルト”の3名が存在する。 しかし“人格”を形成する“扉”は2人分しかない。…そしてこのお人好しは外道君のコピーを“一つの人格”として形成する為に、己の人格を入れる肉体を、コピーである児童君に受け渡してしまったと… 故に“あの世界(旧世界)”からの転生時に 元々の人格を使って転生したゲシュタルドと 本来であればココの肉体だった体を使用したタルトと 肉体を失い、反射する物にしか存在できない不安定な霊体となってしまったココ…となるわけだ ココ「それで…」 C(何かの拍子に霊体となったゲシュタルドとココが接触…特に苦労もせず幸せを手に入れた外道君が憎たらしくて悔しくて妬ましくて…ふふ、奪いたくなってしまったんだねぇ) ココ「…だから外道君をここに戻そうとした…そしたら…ゥッ…グズッ… …手から滑り堕ちちゃったんだ…」 C「…堕ち…?」 タル「…ココ君が世界を繋げちゃったんだ…… 繋げたというよりか…世界の壁を壊しちゃって大きな穴を開けちゃった感じだけど…そこに外道君は堕ちちゃって… なんとか助けようと引っ張ったんだけど…取れたのはこの記憶だけ…らしい だから外道君は…この記憶を抜かれた状態で、堕ちていった…結果…」 〈補完終〉 タル「…外道君はこの世界から消えてしまった。でもココおじさんは間違えたくて間違えた訳じゃないんだ だから僕が証明したいんだ。間違えてもやり直せるって。 …だからコンおじさん。この魂についてなんでもいいから情報が欲しい…!」 (_______ココアさんの漫画より引用) (_______ここから文章送り合いの内容) C 「…情報が欲しい…ねぇ?ふふ。 …逆に聞くけれど、君。それで私が素直に情報提供する人に見えたのかい?」 タル「思わないよ。おじさんの事よく 分かっているから。 だから、ぼくの身体を使ってでも取引 しようと思うよ。 切り刻むなり何でもしていいよ。」 C 「あらそ...っふ..あっはは!残念だけど。君は何もわかっていない。元の肉体の記憶でも得たのかね?よく思い出して欲しい。(座る) 私が弄んで楽しいのは、苦痛に歪みながらも、ただひとつの希望に絶って泣き叫んでも がいて足掻いている奴だ。君の様な“私の言葉を純粋に受け取る”子の体には興味は無い。だから前世から君が思い出すまでの修行期間。 私は君を傷付けなかっただろう?タルト君。 そう。私が欲しいのは君達が失った方。ゲシュタルドの方だ 彼を失うのは私も惜しい...よって。 私が今欲しいのは“情報"だ。 もう1人の彼、ココ君?君がこの子らを呼んで、やらかして、彼を堕としたのはわかった。良い技を使っているじゃないか! …その上で“どうやって異界への穴を開けたのか"…また“何故精神のみの存在を取り戻せると想定した"のか ...そしてこれは個人的な意見だが “何故あの環境下でココ君。君は私の認識から 外れていた...? 後は君達が私に対して何を知りたくて来たのか、我々の魂の形状なのか、世界へのリンク 方法なのか、外道君の取扱説明なのか..詳しく教えてくれたまえよ...勿論ひとつずつで構わない。時間は豊富にあるからね?」 ココ「…堕ちた理由は…僕が暴走した時に空間が不安定になったから…そこに出来た穴に落ちちゃったんだ… でも手を差し伸ばしたんだよ!けど…外道君に拒否されて、助けられなかった..」 C「…精神の状態で…か …この記憶、精神はどうやって回収したんだい?」 ココ「…一応タルト君をポメ化させられるくらい力があるから、魂の一部だけ預かるのは簡単だった..返せなかったけど...」 C「ふぅん?」 ココ「…一応…君の存在は外道君から聞いていたし、知っては居たんだ…でも…昔は悪い人に遭遇しにくい平和フィルターがあったんだ、けど今はもう無いんだ…現実を見るしか無いんだよね」 C「厄介だねぇ…この私が多少なりとも認識できなかっただなんて…まぁ他にも…あの子が守っていた子達にすら近寄れなかったわけだから、そういったものがあってもおかしくはなかったのかねぇ…..ま。わかってたけど大した情報は得られない...か。」 タル「…コンおじさん達はどうやって転生しているの? ぼくらにも出来て、何か応用とか出来たりする?」 C「私達の転生は簡単さ、人生という名の椅子に座り、死んで席を立つも天界に帰る場所が無く、弾かれてウロウロと彷徨っている間にちょうどよく空いた席にまた座るだけ... 定義されていない魂は帰れないのさ」 タル「…ふぅん?」 C「...でもこれで一つの仮定が出来る。 まず、君の不安定時を数値化し、確定させれば、任意でその穴を開くことが出来るだろう、さすれば道を作ることはできるはずだ。 ...他にも君の弾くフィルターがまた再定義できるのであれば、逆位の方程式を組み“特定の人物のみ見ることが出来る“だろう また、それだけの力があるとなれば、魂の終着点となる「椅子」をここに作ることは容易だろう? したら後は、何処かで死んで彷徨っている彼の魂は、椅子に引き寄せられ、ここに帰るしか無いことになる。 ...そして彼の帰る場所として1番適正なのは、 片割れとなるタルト君さ。 私だったら...(ニヤリ&タルト肩ぽん)タルト君とゲシュタルド君の繋がりを可視化し、彼がいるであろう穴を見つけ出す。見つけた後は...タルト君の魂を“消滅“させる、空いた“肉体"を椅子代わりとさせて、穴の先にいるゲシュタルド君を殺害し、無理やり引っ張ってくる。 どうだろうか?最適解だと思わないかね? ココ君?」 ココ「…すごい....その理論なら...。それなら...」 タル(......変わっちゃ...いけなかったの...? ...自分は、「ゲシュタルド・ヴィンティー」であり続けられる自信は.....無いよ...) ココ「..けど...コン君。 ぼくはもう..誰かを失いたく無いんです。 命をないがしろにしたくない...。 外道君も、ルド君も.....失った苦しみが心に...ずっと呪いの様にいるから...。」 タル(...ココおじさん..。) ココ「だから、きっと進んだらまた後悔してしまう。..途中までは活かします。 けど、同じ外道君の身体だったとしても. タルト君の心を...犠牲にはしたくない... いや、..しない!」 タル(...っ!!) C 「…ふぅん“駒”に思い入れ…ね。いいんじゃない?その思考が今後どう動くか楽しみだ。 所で途中まで使うと言ってたが…穴を開けるのはどうするんだい?話を聞く限り、私なら安定してこじ開けられそうだが…?手伝うならそこしかないね」 タル「コン君……力を貸してください。」 C 「ふふ…じゃあまず。君の本名を教えてくれ。繋がりを明確にしておかなければ、君達までどこかに飛んでいってしまうだろう…?君もだ、タルト君。“君の名前”を。教えて」 ココ「えっと…!コ、コバルト・ターコイズ…です!」 タル「…僕は、タルト。 タルト・ターコイズ。…これでいい?」 C 「そう。コバルト・ターコイズ タルト・ターコイズ… そう 私を見て いい子だ 地獄へようこそ。」 2人「!!!?」 (目から黒い液体を流し、背後から闇が2人を覆い、呑まれ、2人とも気を失う) (しばらくして目が覚める2人) ココ「…いてて…あれ…?鏡じゃない…!体が…ある!?」 タル「…うぅ…何…?なんだよあれ…」 (風が吹いて、目の前に広がる墓地、2人の目の前の墓に座っている1人の天使が佇む) ルドベキア(R)「やぁ、久しぶりだな 本当は生きてるうちに話したかったんだがな、それら全て、今ここで話そうぜ、タルト神父さんに…あんたの名前は聞いてなかったな…特殊魂さんよぉ」 ココ「ルド…くん?…ぐすっ…るどくん…!!ぼくは…ココ…って…名前…!!会えると思わなかった…!」 タル「…久しぶりだな…この姿は初めて…か…。」 R 「…あぁ、そうだな。ところでさ」 「どうしてさ。俺は死んだんだと思う?」 「神父さん、あんたの想定は正しかった。俺は悪魔を1人殺し、あんたらが救いを求めた男を殺そうとした」 「でも返り討ちにあった」 「なぁどうして教えてくれなかったんだ?」 「悪魔はもう1人いたって」 C(_タルト君。聞こえる?きっと今君の前には液晶が出ているはずだ。ココ君の心情を揺らして穴は私がこじ開ける。君は液晶に触れ、波長を合わせたまえ。同時進行で外道君を探す) ココ「ルド君は…もう一人の悪魔に殺されてあんな姿に…?ごめん…ごめんね…助けられなくて……」 タル(..分かったよ。まあ、いきなりあの目をされてたまったもんじゃないけどね...。 にしても、ルド君の言うもう一人って...もしかして..) R 「はは…そうさ。お前は救えなかった」 「…なぁ。お前らの求めた幸せはどうだった?」 「俺を殺して手に入れた幸せはどうだった?」 「…不満だったか?」 (墓から降りてゆらりとココ君の前に立つ(タルト君の方は向いていない) ココ「ぁ…そ、それは…」 (江戸を思い出し) タル(コンおじさん…まだ…!? これ以上やったら…ココおじさんは…!) R「お前が余計なことをしなければ、俺はあの場にいなかった!」 「お前が神父を連れていかなければ、あいつはここに来なかった!」 「お前が救いたいと望んだ男が求めた、あいつが!俺を!!殺したんだ!!」 「…俺の敵をうってくれよ」 (怒涛に攻め立てて胸ぐらを掴む、が直ぐに胸に顔を落として弱音) ココ「…まさか……ルイス君? …外道君達が好きなあの人が…… …そう。」 タル「………」 R 「…そう…だから…お前の救いたい男がいなくなれば、…あいつは悲しんで壊れるんだ!」 「その男さえいなければ!あいつは!」 (ノイズの入るルドベキア) ココ「…………分かったよ。ルドくん。 必ず復讐するから…。ごめんね…。 ありがとう…。」 タル「…!?」 ー暗転 暗くなる空間 炎のように消えていくルドベキア 背後に立つファイヤド ファイヤド(F)「救う必要はあるかな?」 ココ「…ファさん。お久しぶりですね。 救う必要…。 外道君は何も知らない… それに助けられるなら、 ぼくは助けたいと思う… ルイス君への復讐は別の形でするけれど…」 タル(…ココおじさんが間違ってる訳じゃ無いから、何も…言えない…) F 「違うよ。天使の彼、あの子を救う必要」 「彼は僕らを殺そうとした、きっとココ君、君が僕ら側だと知ったら、彼は君も殺そうとしたよ」 「彼はバランサーだからね、異質な僕らは始末しなければならない存在だったんだよ」 ココ「そ、そうだね、僕らは…特殊で… だからルド君は……… …………………う…ん。」 (ゆっくりと涙を流して) タル(ファさんはそういう事はきっと… 言わない…!…言わない?…断言出来ない。…) F 「さぁ外道君を探しにいこう?あの天使はもう死んだんだ。君も、君の自由に生きていけばいいと思うよ」 「ほら」 (手を差し出す(いつもの暖かい手では無い) ココ「ファさん…… ぼくは…もう…立ち上がれ なさそうで…… ぅう…っ…ぁ… 少しだけ手を握って…いたい……」 -握った瞬間燃えて消えるファ 淡い光の中、懐かしい香りに包まれる ルイス(L)「…大変だったね。記憶がないんだって?とりあえず落ち着くためにゆったりしようか…?ココアがいいんだっけ?ほら」 「どうしたんだい?」 ココ「………ルイスくん。 … …君が… いなければ… 君がいなければぁあああ!!!!!」 (差し出されたココアを払い除け 腕を掴む) L 「あっはは!慌てることは無いよ。ほら。ゆっくりしているといい」 (いつもの笑顔) 「だって私がいなければ」 「みんなあの場所でひとりぼっちだったんだもの」 「君は」 「それがお望みかい?」 (悲しい笑顔) ココ「…みんなひとりぼっちだったのは 分かっている!!!! でも、でも!!!!! 出来た友達がいつのまにか消える苦しみを味わうのなら、こんな気持ち知りたくなかった!!」 笑顔のまま灰になって崩れ落ちるルイス その奥で小さく佇む貴方より小さい男性が居る。 ■■君 男性は貴方を見て 微笑んで。 消えた ココ「……こんな姿…汚い姿… 誰にも見せたくなかったのに…… …ははは…… 見せる相手も…いないか…」 外道君(G)「よぉココ。」 背後に居る“外道君” 「なんであんな事したんだ?」 「“俺”は俺の幸せを掴み取ったのに」 「俺の気持ちも、環境も、記憶も…お前自身の思い出も全部全部お前が壊したんだ」 ココ「江戸の時からそうだった… いや、ずっと前から…… 君は、喉から手を出しても得られないものを手に入れて… みんな…みんな……!!!!!」 G 「だから“壊した”?」 「っへ!くだらねぇな」 「そんなの許せねぇよなぁ」 「おれのなまえを覚えているか?」 「外道だ」 「これは、しかえしだ」 「おまえもおちろよ」 「ふくしゅうのふくしゅうだろ?」 -崩れる足元、落下していきます ココ「………そうだね。 まっててね。」 (外道君を眺めながら -急な白い空間 寝そべる2人 目の前のコン C「おかえり」 C 「私の心情ジェットコースターはどうだった?だいぶ絶叫マシーンだったろう?お陰で色々な世界を見つけた。ほうら、恐らく外道君がいるであろう世界IDだ。今の君なら扉を開いてID検索し、接触を試みれば繋がるはずだ。まぁ、外道君今忙しそうだったけどね、タルト君もご苦労様、いい仕事をしていたよ」 ココ「…ありがと、コンくん。」 コンを睨みつけるタルト「やっぱりいつかお前を殺す…」 C 「ふふ、でも君は途中から気がついていたんじゃ無いか? この情景は全て私が作り出した幻影だ…とさ?」 タル「僕がわかっていたとして… そもそもココおじさんに乗せていい幻覚の量じゃない…!!」 (床を拳で叩きつけ)(ココは仰向けのまま) C 「そういえばそうだったねぇ…改めて、コバルト君。私が、ルイスの記憶を改竄し、ゲシュタルドの前に他人、より敵として立たせ、ゲシュタルドを崩壊させて、このタルト君の人格を分裂させた張本人だ。よろしく。 私は人を精神的に堕とすのが趣味でね、君はそんな奴に協力を求めたのさ」 ココ「うん…そうなんだ…… …別に……もう、そんなこと いいや……」 (空中を眺めながら呆然と) タル「少しはコンおじさんのこと 信じていたのに…ッ!! ココおじさんを、立ち直らせたくて 笑って欲しくて…これじゃ…そんな…」 C 「ふふ、その感じだとどれが嘘か真実かなんてわかっていないだろうね、だから間違えるのさ。人は己の信じたいものしか見ない しかしほら、私が“俺“になった時、お前、やっと思ってた事、口に出せたろ?(悪い顔の”外道君”になる」 ココ「ぁ…そうだ…外道君は…私、としか言わなかった…… …やっぱり外道君が…羨ましかったんだ…」 G 「それをさ、お前さ。ゲシュタルドに話し合ったか?面と向かって、会話したかぁ?俺の様に、おれみたいにただ叫んで、勝手に変えて、落としたら。 お前はどうだった?んん? …間違えた所がわかったか?」 ココ「…………うん…」 (くちびるを震わせるように呟く) C 「君達は単純だ。ほぅらね?タルト君、目を見て話せばこんなにも変わる。君もそうだ。あの時ナイフを突き立てるのではなく、会話していたらどうなっていたのかな?ふふ」(ノイズでコンに戻って軽くくねくねしながら煽る) タルト「…やっぱりあの時と同じように滅多刺しにして殺す」 C 「ふ。だから君は1人になるんだよ。いつかきっと、誰からも見放されるさ。 …さぁ道は見つけた。後は君達次第さ ふふ。真偽のわからない悪意の復讐がどう歯車を動かすのか。楽しみだよ。 …一つ言っておこう。ルイスに敵対するならば、それ相応の覚悟を持つんだ。 彼は。変な所が抜けてるからね」 ココ「うん…そうだね。頑張らないとね あはは…」 タル「……帰ろう、ココおじさん。」 (穏やかに狂って笑うココ) (ゆっくり立ち上がらせようとするタルト君) C 「…では」 (仮想空間解除) 「…あぁ暑いねぇここは。さぁここからなら帰り道はわかるだろう?天使も悪魔もいっぱい居るからね」 (空間を見渡し) タル「…またいつか殺すから長生きでも しててねコンおじさん。じゃあね。」 ココ「タルト君、行こう〜?ねっ」 (身支度をするタルト君と 鏡の中でデータを眺めてるココ) C 「あぁ、楽しみにしているよ!君がまた“間違い”をするのを見るのが楽しみだ。ふふ。さよなら。良い悪夢を…」 (鏡とタルト君に手を振る(右手は腰元にあるまま) 「……」 C「…想定していたよりはるかに脆い…アレでは使える物も使えはしないだろう… …堕としたいなら堕とせばいい… 狂いたいなら狂えばいい… 壊したいなら…近寄ればいい 壊したくないなら……… ………だから私は手を引くよ 私の世界を守りたいからね。」