フォロワーさんと遊ぶために作ったシナリオですが、折角なので配布しちゃえ!ってなったやつです。
KP初心者向けでは無いのでお気をつけて下さい!
始めてクトゥルフTRPG遊ぶよって人に対して、この世界はこんな感じに事が進むんだよ、脱出ゲームみたいな感じで体験してみてね!怖い目にも合うかもよ?みたいな感じの世界観です。でも調子に乗って作ったので難易度はKP次第なところがありますし、普通に血の海が出てきます。申し訳ありません…あと雨がどーたらは個人の趣味です。
※作品は原本そのままの配布、自作発言、販売することを禁じます
(個人用に印刷、使用することは構いませんが、このデータを使い商業活動することは禁じます。
シナリオをプレイした際の動画中の広告収入などは問題ありません)
身内内で遊ぶだけならば特に明記は不要ですが、こちらのシナリオを使った配信などを行う場合は「シナリオ作成:らりるりら」と表記して頂けると助かります。
尚、使用報告も必要ありませんが、「遊べました!」等のコメントがあると私が喜びます!(配信やリプレイ動画があれば喜んで見に行きます!!)
内容をリメイクして別のお話にすることも可能ですが、「基本制作:らりるりら」をどこかに記入してください。
作品自体の著作権は破棄しておりません。
背景画像やアイテム画像が含まれた「ココフォリア用素材」が含まれたものはBOOTHにて有料販売してあります。そちらも是非ご確認ください!!
・有料販売はこちら!!
シナリオ名「世界適応テスト(初心者向け)」
・クローズド
・NPC:有り
・希望PL人数3〜5名
・プレイ時間:4〜5h
・基本6版(時折7版)
・グロテスク表現:有り
・SAN値減少多量、発狂:有り
・エンディング分岐:4つ
・ロスト:無し
(但しシナリオ内での死亡描写:有り
注意を無視して突き進んだPLがいた場合、ロスト:有り)
・推奨技能
〈目星〉〈聞き耳〉〈図書館〉〈説得など会話技能〉〈回避〉(ダイスの出目による)
その他多数
本作は「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
__________________________
↑スクリーンショットなどでPLに表示する情報
↓KP用
※私の所持しているルールブックが7版(新クトゥルフ)なので、発狂表やその他の細かなルールは7版を使用しています
・元々初心者向けとして制作しましたがこれが初心者向けかどうか正直わからないです!
ごりごりの手応えを感じてもらいましょう!
・使用技能値
〈目星〉〈聞き耳〉〈図書館〉〈アイデア〉〈回避〉〈説得など〉〈応急手当て〉〈精神分析〉〈コンピューター〉〈心理学〉〈幸運〉〈鍵開け〉〈戦闘技能〉〈英語〉〈知識〉〈跳躍〉〈拳銃〉〈医学〉
・6版ダイス
[F]Fumble:ファンブル(96〜100)
[B]Bad:失敗
[R]Regular:成功
[C]Critical:クリティカル成功(1〜5)
・7版ダイス
[F]Fumble:ファンブル(96〜100)
[B]Bad:失敗
[R]Regular:成功
[H]Hard:ハード成功(1/2成功)
[E]Extreme:イクストリーム成功(1/5成功)
[C]Critical:クリティカル成功(1)
成功情報は下の位の情報も提供する
([F][B]はそれ単体での情報提供)
例)[E]:イクストリーム成功した場合↓
[R]の情報を言って[H]の情報を言って[E]の情報を言う。
[']:下位の情報は出さずにそれ単体での情報だけ提供
・〈応急手当て〉は6版の回復量1d3を使用
______
用語
【】:区切り
〈〉:使用技能
[]:ダイス結果
「」:NPC台詞
“”:強調して喋る所
《》:状態説明
★:KP用情報
☆:その他区切り
→:結果とか区切りとか
『NPC』:任意でのNPCの名前、シナリオ中に呼んでもらうためにあるといいでしょう
___________________
NPCが一人必要です
・自分の好きなキャラクター
・邪神の使い、または邪神、KPの代理、メタ発言をするキャラクター
・2mは普通に手が届く大きさだと楽です
・PLを心配するそぶりを見せるも実際は“シナリオがちゃんと進む様にしたいだけ”の人の心があんま無いタイプ
(人外に変身してPLをSAN値チェックに陥れられる様な存在)(全体的に余裕があり、悩んでる人間を見て楽しんでいるタイプ、ニャル様ポジでOK)
・NPC推奨技能
〈シナリオ推奨技能〉〈応急手当て〉〈精神分析〉
→PLが誰も助けられなかった時とか「こうやるんだよ」と教える様に手当したり、シナリオが止まりそうな時に手助け出来る様に(後はお好みで)
・所持品
数字のあるドッグタグ
中央の部屋の電気のリモコン
コイン数枚
手当用の布
使用済みの折りたたみナイフ(血を拭き取った跡有)(生贄を用意したって事の裏付けなだけ、使う場所無し)
★化物
NPCの召喚した化物です。自作なので見た目とかはお好みで
・人の上半身を丸ごとばっくり食べる
・脳味噌がお好み
・背中についてた3枚の鱗(剥がされている)
・人のような濁った青い目
・光に弱く、視界も悪く、音に敏感
・頭の無い遺体(上半身)を引き摺り回してる
《6版データ》
STR:25
CON:70
POW:25
DEX:4
APP:0
SIZ:25
INT:6
EDU:0
回避:8%
HP:60
MP:25
db:+3d6
SAN値減少(1/1d8+1)
攻撃:噛みつき90%
2d10+3d6
→音が無くなるとうろうろし始め、少し経つと影の中に消えていく
___________
【導入】
皆さんは日常生活を過ごしています。1日のやることを終え、各々布団に入り、眠ります。
いきなりですがここで皆さん強制〈聞き耳〉です。
〈聞き耳〉
[F]寝落ちのタイミングで虫の音が聞こえ、起きて始末しようにも睡魔に抵抗できずに体を動かせず、虫の恐怖に怯えながら寝落ちします。
[B]何もなくただ静かに、眠りに落ちていきます。
[R]ふと、外から雨の音が聞こえます。
追加で〈アイデア〉をお願いします。
→〈アイデア〉
→[F]洗濯物を外に干しっぱなしだったかな?!と焦るも、睡魔に抵抗できずに体を動かせず、雨の恐怖に怯えながら寝落ちします。
→[B]雨が降ってきたのかぁ…と思いながら眠りに落ちていきます
→[R]天気予報では雨の予報は無かったよな…?と少し疑問に思いつつ、眠りに落ちていきます。
→[C'](聞き耳Cでも情報)天気予報では雨の予報は無かったよな…?と少し疑問を抱えていると、雨の音は段々と自身に近付き、やがて部屋の中で降っているかのような音の響き方をします。慌てて起きて確認しようにも睡魔に抵抗できずに体を動かせず、雨の恐怖に怯えながらそのまま眠りに落ちていきます。
皆さんが目を覚ますと、長机に座らされている状態でした、自分の席の目の前にはメモ帳と鉛筆、そして自分の名前が書かれた三角形のネームプレート、周りには他の探索者(参加人数分)が向かい合わさるように座っています。
そして横を見ると一人の人物が、同じように座っています。その人は皆さんが起きたのを見ると微笑みながら喋ります
「やぁ皆様おはようございます。よく眠れたかね?早速で申し訳ないが、君達がここにいる理由と、この後どうするべきかを説明したいのだが、いいかね?」と聞きます。
(いいと言うまで待つ)
★ドアは全て鍵が閉まっている。ネームプレートをひっくり返しても机の裏を見ても何もない。
この時点では確認できるものは何もない。
→所持品無し、携帯など光源になるものは無し。但し命に関わる物やメガネなど、一般的に常になければならない物は有る
→服装は普段よく着る服(立ち絵の服)
【チュートリアル】
「では説明しよう。今君達は少し特殊な空間に存在している、君達は選ばれたのだ。だがしかし、ただ選ばれただけでこの世界(TRPG)に適合しているかどうかはわからない。その為、ここで世界を知ってもらおうと思いこの場に集まってもらった。
私は『NPCの名前』。この場所の管理人であり、接続体だ。君達がこの場所から出ることが出来れば、世界は君達を受け入れるだろう…その手助けをする為に、私がいる。どうぞよろしく」
「さてこの場所から抜け出す方法なのだがね?君たちの持ちうる五感全てを駆使して、脱出の糸口を見つける事が大事だ。脱出ゲームのようなものだね?今回はわかりやすくメモとペンを用意した。何か気になることがあればそれに記入して覚えておくといい、メモや情報共有は大切だからねぇ。そして気になる箇所があれば、“何処に何をするかを明確に決め、意識を集中させる”といい
例えば…この机は何か気になるところはないかい?よく、目を張って見てみるといい」
と言うことで全員机に対して〈目星〉をお願いします。
〈目星〉
[F]机をじっと見ていると、模様が目のように見え、底知れぬ恐怖が貴方を襲います。SAN値-1してください。
[B]特に気になるところはないようです
[R]机を満遍なく見ていると机の裏に安全ケースにしまわれたナイフが貼り付けられていた事がわかります。ナイフを所持する事が可能です。
[C]またそのナイフは非常に新品で、使った形跡は無さそうです。
(出来れは成功者が出るまで行う)
・小型ナイフ 近接戦闘:格闘 1d4+db
「これこのように、ただ見るだけでは見つからないものもある。ここはどうなっているのであろう。と行動に移す事が大事なのだよ、あとは時々耳を澄ましてみるとかね?、周りを見てみるといい、この部屋には4つの扉がある…1234と数字が振ってある扉…そうだねぇ、3辺りを耳を澄まして聞いてご覧?」
というわけで全員3のドア、またはその奥の部屋に強制〈聞き耳〉をお願いします。
〈聞き耳〉
[F]よーく聞こうと耳を澄ますと、先ほどまで席についていた『NPC』が耳元至近距離で「これは聞いちゃ駄目」と囁きます。
一体いつ自分の背後に回ったのか、といった急な近距離に驚いた貴方はSAN値-1してください。
なお、驚いた時の音や声で全員強制的に聞き耳失敗判定となります。
★複数人[F]の場合「あれま」と言うだけで行動せず、地の底からうめく様な恐ろしい声を聞いてしまい、SAN値チェックを行います(1/1d3)
[B]特に気になる音は聞こえませんが、微かに時計の針の音がするようです
[R]微かに時計の針の音と、時々ズルズルと何かが這いずり回る音が聞こえます
[C]這いずる音の中に液体が滴り落ちる音が混ざっている様です
「こんな感じに自分の力を駆使して解答を見つけるといい。なぁに今回はチュートリアルのようなものだから、私も常に君達と共に行動するよ?まぁこの体…指定技能値が低いんだけど…さぁ長話はこれにて終了。後は君達が“答えを見つけて行動して”おくれ。あぁ忘れていた。物によっては二、三回調べたり、紙なんかは裏に何か書いてあったりする場合もあるから、頭を柔らかくして励んでくれたまえよ、さぁ!開演だ!」
と言うと、4つの部屋の鍵がガチャリと一斉に開いた音が響きます。探索スタートです。
________
★NPC
〈目星〉
→ドッグタグをつけており、そこに4桁の数字が彫られている(金庫のナンバー)(数字は適当で可)(0307)
《金庫発見前》
「えぇ〜もう見つけてしまうのかい…?もう少しゆっくり楽しもうじゃないかぁ〜」と茶化して数字を見せてくれません(リアル言いくるめや〈言いくるめ〉などで説得して見せるのも可能、わちゃわちゃしたいだけ)
《金庫発見後》
「よく見つけました。そう私もオブジェクトのひとつさ!ほうら、御目当ての4桁さ」と見せてくれます。
〈聞き耳〉
心音が聞こえるが非常にゆっくりとしていて、落ち着いた様子
《金庫発見前、ドッグタグ発見前》
「なんだい?私だってちゃんと生きているさ、ほうら、ちゃんと血潮の奏が聞こえるだろう?」と貴方を胸に引き寄せて聞かせにきます、すると至近距離に来た為、ネックレスの様になっていたドッグタグに4桁の数字が彫られていることに気が付きます。
→4桁の数字について聞く
「あっ!ぁ〜…気を抜きすぎちゃったねぇ…コレが気になる?覚えてもいいよ?」と見せてくれます。
《発見後》
「なんだい?私だってちゃんと生きてるさ!ちゃんと死ねるし、ちゃんと命を奏でている。素晴らしいだろう?自分だけのリズムを包み込めるという事は、そうだと思わないかね?」と聞いてくるだけ
〈心理学〉
[B]全てを疑っており、自分達を値踏みしている様で不気味な雰囲気です。
[R]全て理解しているようで、自分達に生暖かい目線で見守っている様であり、会話すれば何か教えてくれるかもしれないと感じます。
→〈説得〉などで答えを聞き出すことも可能だし、KP自らヒントを出したい時に茶々入れするのも可能
→NPCは暴力を振るうことが可能
ダメージを与えると「あら積極的♡」と悦びます。致死ダメージを与えると「満足?必要とあらば、私の名前を呼ぶといい…」と言って息絶えます。すると『NPC』の死体は青黒く溶け、地面のシミとなります。その様な光景を目の当たりにした皆さんはSAN値チェックです(2/1d6+1)
『NPC』の所持していた物がそのシミの中央に散らばる様に落ちます
→その後『NPC』の名前を呼ぶと何処からともなく「お呼びで?」と現れ、何事も無かったかの様に振る舞います(これはキャラクター設定で変えていいが、シナリオが止まる様な変更はNG)(所持品はコインと布だけ補充してある)
★PLが死亡した場合
まず目の前で人が死んだのを目撃した皆さんはSAN値チェックです(1/1d6)
その後『NPC』は小さな拍手をし、
「お疲れ様。程よい終焉だったねぇ。けれど劇は廻り続ける。君も廻り足りないだろう?
〇〇(死亡者)君。君に問おう。このまま幕を引き、舞台から降りるか。肉体亡き精神のまま、残された彼らの手助けに回るか。奇跡を願ってこの場に舞い戻るか…好きなように決めたまえ。まぁ一度精神へと変幻した後、奇跡を祈っても構わないよ?幕を引いてしまうと戻るのは難しいけれどね?」と空中に向かって聞きます。〇〇さんは返答可能です。そしてその声のみは皆さんに聞こえている状態です。
→つまりミュートにしてセッションから撤退するか、霊体になって声だけでセッションするか、生き返るかってことです。
・幕引き
「よろしい、良い終焉であった。あとは彼らに任せるといい。ゆっくりおやすみ」と、まるで指揮棒を上に上げ、曲を終わらせるかの様な行動をとります。〇〇さんは一時的終了です。ロストはしませんのでご安心ください。一応EDまで待機をお願いします。→あとは流れで
・霊体
「よろしい、君は上位者となる。おいで?」と、まるで指揮棒を曲を奏でるかの様に振ると、遺体の上に半透明になった〇〇さんが現れます。死んだ人の再登場、もしくは幽霊の可視化により、他の人たちはSAN値チェックです(0/1)
『NPC』は続けて「素晴らしい。君はいかなる存在を干渉させない。床や壁、生命だってその身は通り過ぎて行く。君はどこにだって行ける。ただ扉は開けない。ドアノブを握れないからね、この悪夢から抜け出すには握れる手が必要なのだよ」と薄ら笑いで言います
ここから〇〇さんは霊体として行動します。みなさんと会話や、アイデア目星などは可能ですが、物理技能、触れると言ったことは出来ず、常に浮いている状態になります。
★(床や壁を越えて空間外に出ると永遠の深淵に放り出されます。進もうとした場合「そこから先は文字通り何もないよ?帰っておいで」と戻る様催促します。それでも戻らない場合は一生戻ることのない消滅エンドにしちゃいましょう)→【消滅ED】へ
・復活
「よろしい、ではその祈りを神様とやらに捧げるといい」というと、まるで指揮棒を掲げるかの様な行動をします。みなさん〈幸運〉(7版値)をお願いします。
〈本人幸運〉
・F:蘇生失敗
・B:瀕死(体力1)
・R:1/5(繰上げ)体力回復
・H':1/2(繰上げ)体力回復
・E':フル回復
・C':フル回復+五体満足(他幸運無し)
〈他幸運(平均、KPの判断に任せる)〉
・F:蘇生失敗
・B:人形の姿(全員SAN値チェック(1d3/1d6+1)DEX-5
・R:傷の見えるところが人形化(全員SAN値チェック(1/1d3)DEX-3
・H':内部が人形化(全員SAN値チェック(0/1)DEX-1)
・E':五体満足
・C':フル回復+五体満足(自幸運無し)
★人形化は個人の趣味です。人の姿っぽい違う何かに変えてもOK(石化とか異形の生物とか肉塊とか)
→『NPC』が指揮棒を振るうと遺体は青い光に包まれます。やがて[ダイスによって出された肉体]が目の前に現れます。
動作を終えると『NPC』は「あぁ。おかえり。ほら、強く願えばいつかは叶う。それがどんな姿でもね…だからと言って無茶はしてはならないよ。何事にも代償はつきものさ…」と静かに笑います。
★死亡した場合、セッション終了時に神話技能ポイントが与えられます
・死亡する度に+1
・一度霊体化したら2、再度行っても追加はされない
・人形化するたびに追加↓
B:+4
R:+3
H':+2
E':+1
C':0
______________
【中央の部屋】
中央の部屋には長机と人数分の椅子があり、机の上には人数分のメモ帳と鉛筆、ネームプレートがあります。
周りには数字の書かれた4つの扉
壁や床は白いコンクリートで覆われており常温、ライトは部屋の中央に豆電球が一つ、電気を消すスイッチやリモコンは見当たらない様です。
★(『NPC』が持ってる(聞かれれば出すけど自主的には出さない(一生懸命探してるのを楽しみながら見守ってる)))
・机、椅子
ナイフ以外は何もない
・ネームプレート
机に面している所をひっくり返すと何か書いてあるようです
1・深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ
2・雨降って地固まる
3・土は土に、灰は灰に、塵は塵に
4・読書百遍、義、自ずから見る
(どくしょひゃっぺん、ぎ、おのずから)
5・ふたたび孤独に戻るのが、ぞっとするほど怖いのだ。
6・おめでとう!はずれを引いたようだ!
★1d6、または一つ見つけたら全部解放でも良い。
・扉
扉の前には数字が書かれており、鍵は空いている。鍵穴から覗けそうです
〈目星〉
[F]鍵穴を覗こうとすると腰に激痛が走ります。耐久値-1してください
[B]上手く覗けない様です
[R]鍵穴から中が覗ける様です
1:向こうの部屋は明かりがついており、至って普通の個室に見えます。
2:うっすら本棚が見えます。
3:《1回目》覗いてみると、向こうからも覗いていたのか、濁った青い瞳と目が合います。至近距離の眼球に貴方は驚き、SAN値チェックです(1/1d3)
《2回目》覗いてみるも、部屋は暗くよく見えない様です。
4:薄暗いが何やら棚の様なものが見え、倉庫部屋みたいな様子がわかります
〈聞き耳〉
[F]耳を澄まして聞いてみようとすると、もう片方の耳にふっと息を吹きかけられ、びっくりしてドアに頭をぶつけます。耐久値-1してください
『NPC』は「あっはっは!すんごく集中しているのだもの!ちょっかい出したくなっちゃった」とケラケラしています。
[B]特に気になった音は聞こえない様です
[R]よく耳を澄ますと何か聞こえてきます
1:何かついているのか、電子的な音が聞こえます。
2:とても静かで物音一つしません
3:時計の針の音と、時々コポ…といった粘性の高い液体の音が聞こえます
4:チリチリと電子音的な高音が聞こえますが他は特にそれと言った音は無さそうです
・壁や床
特に変わった点は無く、また叩いた所で音が変わったりする場所もない様です。
・ライト
一般的な豆電球で、回して取れるタイプの様です。
回して取るにはテーブルの上に乗れば届く距離です。
〈目星〉
[F]まぶしさに目がやられてしまいます。しばらく目星技能に-10してください(期間は適当)
[B]まぶしくてよく見えないようです
[R]よーくみるとソケット部分に何か挟まっているのか?とわかります。
[C]また、点灯中はライト部分が熱を持っており、触れるとやけどしそうだなとわかります。
《点灯中》
ライトが付いている状態で回そうとするとライト自体が非常に熱く、火傷してしまいます。耐久値-1して下さい。(回せない)
《消灯》
ライトを消して外そうとすると「待つといい、旧式のライトだからねぇ、熱くなっているよ」と注意してくれます。
しばらく暗い状態で待機します。(2回目以降はイベント無しなのでそのまま回収可能)
《1回目のみ》
次の瞬間(開いているドアが閉まり)ドンと鈍い音が響きます。全員ここで強制〈聞き耳〉をお願いします。今回は7版用の細分化されたダイスロールを使用します。
★KPはここでシークレットダイス(1d人数)を振り、誰の背後に化物を配置するか決めます、場所の指定なだけなので本当に誰を選んでも構いません。
〈聞き耳〉
[F]不気味に高鳴る自分の心音が耳を圧迫し、気分が悪くなっていきます、SAN値-1してください。
[B]不気味に高鳴る自分の心音で周りの音は聞こえません。
[R]耳を澄ますとズル…ズル…と音が聞こえます
[H]その音は〇〇(背後決定者)の方から聞こえます
[E]やがて音は〇〇(背後決定者)の後ろで止まる様です。
[C]何やら引き摺る音の他にぴちゃぴちゃと水滴の様な音が響きます。
この状態で何か行動を起こしますか?
★誰か声を出そうとするとNPCに「しー」とさせて下さい。発狂が発動してると何もできないので諦めて下さい。
少ししてNPCがコインを使い、遠くの方に音を鳴らします。その前に行動したPLがいた場合、そちらの行動を優先してください
化物は音に反応します。
攻撃を行った場合【戦闘】へ
〈目星〉(暗いので-20)
[F]よく目を凝らしてみると、足元に血塗れで引きずられている男性の遺体を見てしまいます。頭部と下半身の無い引き摺られた遺体を目撃した貴方はSAN値チェックです(2/1d6+1)
[B]まだ暗闇に目が慣れてなく、よく見えない様です
[R]うっすらと何かが徘徊しているのがわかります。それは人の様ではなく、感覚的に見つかってはならないと理解します。その様な異様な存在を目撃した貴方はSAN値チェックです(0/1)
[C]その存在は明確に物が見えているわけではなく、うろうろと何かを探している様にも見えます。
〈聞き耳〉は上のと同じ
《物音無し》
しばらく待機していると『NPC』はポケットからコインを取り出し、少し遠くの方に投げます。コインの高い音の方にずるずると何かが移動し、静かになります。やがて
「うん、もう大丈夫だよ。彼は暗闇が大好きだからねぇ、時々遊びに来てしまうんだ。さぁ、各々行動するといい」と立ち上がります。
《物音有り》
物音が立つとそちらの方に何かがドンと移動します。〇〇さん(物音たてた人)は〈回避-10〉お願いします。
〈回避-10〉
[B]〇〇さんは一瞬のうちに何か生暖かいモノにに包まれる感覚を覚えます。次の瞬間に腰と下腹部に挟まれる様な激痛が走ります。ほぼ一瞬のうちにメキメキ、バキ、グシャという音が空間に鳴り響きます。〇〇さんは耐久値を0にしてください。(死亡)そしてしばらく喋れません。他の方は強制〈アイデア〉をお願いします
→〈アイデア〉
→[B]よくわからない、分かりたくも無い音だと認識します。
→[R]音の響き方、周囲に広がる鉄の匂いなどからして、人体が切断されたのでは無いだろうか?との思考にたどり着きます。SAN値チェックです(0/1)
しばらくして音が静かになると『NPC』は「あらまぁ…一応もういないから、行動に移しても大丈夫だよ?」と立ち上がります。
[R]一瞬の気配を感じ、全力で回避します。しかし少し遅かった様で、右腕が何かに挟まれる感覚を覚えます。ほぼ一瞬のうちにメキメキ、バキ、グシャという音が空間に鳴り響き、貴方は右腕に激痛が走ります。
耐久値-(1d6+3)お願いします。(右腕切断)
苦痛の叫びを上げる前に背後から『NPC』が抱きかかえ、右腕の傷と口を塞ぎます
(『NPC』〈応急手当て〉)
★(簡単に死なれると困るので、死なない苦痛を味わってもらい、死なないように死なないように…と手当する。半殺し状態)
[C]★『NPC』の応急手当て自動成功フル回復(3回復)
他の方は強制〈アイデア〉をお願いします
→〈アイデア〉
→[B]よくわからない、分かりたくも無い音だと認識します。
→[R]音の響き方、周囲に広がる鉄の匂いなどからして、人体が切断されたのでは無いだろうか?との思考にたどり着きます。SAN値チェックです(0/1)
しばらくして音が静かになると『NPC』は「あらまぁ…一応もういないから、行動に移しても大丈夫だよ?」と告げます。
→豆電球を外すとソケットと電球の間に引っかかっていた物が机の上に落ちた様です。電球の中やソケット部分には特に目ぼしいものはない様です。
→消灯から点灯
ライトをつけると床一面に引き摺られた血の跡が視界に飛び込みます。
《被害者無し》
そんな異様な光景を見た皆さんはSAN値チェックです(1/1d3)
→3の部屋の遺体を見ていた場合(0/1)
《死者あり》
その空間に先ほどまで一緒に探索していた〇〇さんの下半身のみの体が転がっています。
身近な存在の急激な死を目撃した皆さんはSAN値チェックです(1/1d6)→死者復活処理
《右腕のみ》
その空間に先ほどまで一緒に探索していた〇〇さんが右腕を失った重傷の状態です。悲惨な状態を目撃した皆さんはSAN値チェックです(1/1d3)
『NPC』が止血を行なっているので持続ダメージは付与されませんが、ほぼ動けない状態でしょう。(応急手当てを催促)
★しばらくすれば動ける様になるが、右腕が無いため、手を使う探索技能、戦闘技能、行動技能全てに-20の技能値補正がかかる
→机の上には先ほど落ちた小さな鍵があります。
★1の部屋の机の上の木箱の鍵
【1:『NPC』の個室】
部屋を開けてみると質素であるが、生活感のある個室の様です
カーテンの閉まった窓、閉まっているクローゼット、掛け布団が綺麗に畳まれたベッド、簡素な机に椅子
机の上には鍵のかかった小さな木箱とノートPCが置いてあります。
電源の入ったままのノートPCを見た『NPC』は「あらつけっぱ」と少し慌てた様子でパソコンの電源を落とそうと動きます。
★行動不能な怪我人がいた場合、PCより先にベッドに連れて行く
・PC
《消さない様に止める》
「えぇ〜人のPC見るのプライバシーの侵害だよぉ?」と言いながらも消す手を止めてくれる
→『NPC』のPCを見ると画面いっぱいにはコードが書き記されており、ぱっと見は何が書かれているのかわからない画面になっている様です。コンピューター系の技能値で把握できます。
〈コンピューター〉
[F]色々見てみようとした際に消してはならない一文を消してしまいます。『NPC』は慌てて手を止めさせようとするも、実行が速く、次の瞬間、何もない深淵に皆さん放り出されます。周りに誰もいない、床も壁も無い真っ暗な空間に、音の響かない世界、一瞬の間が空き、突如落下する間隔に襲われ、体温が一気に下がっていきます。凍えそうな寒い中、永遠に落ちていく体感に貴方達は恐れ、SAN値チェックです(2/1d10+1)
(発狂確認ロールは後で)
そのまま意識が飛びそうになった瞬間、皆さんは元の個室にぱっと戻ります。
温度も落下した感覚もなく、ただ少し息の上がっている『NPC』がPCのエンターキーを押している状態の様です。その状態で発狂確認ロールを行います。(発狂アイデアなど)
→「ふぅ危ない!人数が変わってしまうとバランスが崩れるからねぇ…」
→どうやら世界構成をしているのはこのシステムの様だと解ります
[B]何かシステムについてだな、とは分かりますが、いまいちなんなのかはわからない様です
[R]よくよく見ていくと、ここの空間自体を作り上げているコードだと言うことがわかります。つまりこの世界自体がデータ化された作られた世界だとわかります。
[C]そしてこのコードを書き換えてしまえば、すぐ脱出出来るのではないか。と気が付きます。
→コードを書き換えて脱出出来るか聞かれる
「…別に出来るし、なんならこのコード書いてるの私だから今すぐにでも君達を安全に帰すことは可能だよ?けれどね。それはここの世界の想定に反する動きだ。つまり、世界に認められていたが、この世界には適応していない。と言う判定になる。それでも構わないのであれば、私はこれを書き直して君達を元の世界に帰してあげるよ?どうする?」と聞きます。
→コードを書き換えて帰路
【システムED】へ
《消した後に付ける》
「えぇ…んまぁ…じゃあゲストログインするから」と立ち上げてゲストでログインする
PCでは色々調べられるかと思いきや、Wi-Fiにつながっておらず、またゲストログインのため、フォルダもない、実質空っぽのPCのようです。
→時計を見ると初期時間の1月1日0:00のまま固定されている様です。
★基本的にシステムEDは避けたいので本人ログインは避ける動きにする
・机の上の木箱
木箱は小さな鍵がかかっているようです。
ただ破壊することも出来そうな見た目をしています。
★耐久値10
→破壊
(初期攻撃時)「えっそんなえっ…随分野蛮な…」
(破壊)「あぁ…壊されちゃった…」
→中央部屋のライトに挟まっている鍵で開けられる。(もしくはヘアピン持ちの〈鍵開け〉
箱に中には手のひらサイズの懐中時計が入っていましたが、動いては無く、長針が無い様です。
蓋の表側には何か嵌められそうな窪みがありますが、ただ凹んだ模様なのか?ともとれるデザインに仕上がっています。
★3の部屋の短針がつけられる
〈目星〉
[F]よく見ようとして回しているうちに手からすり抜け、膝にクリーンヒットします。耐久値-1してください
[B]特に何もないアンティークな懐中時計のようです
[R]アンティークな懐中時計の蓋の裏に小さな文字が書かれていますが、英語で記入されているようです。〈英語〉または〈知識〉。それか英和辞典があれば読み解けそうです
[C]書かれている文字の内容が理解できます
「水面の中央にて世界を閉じれば未来は進み、世界を開けば箱庭は踊る」
→〈英語(多言語)〉〈知識〉
[F]読もうとするのですが、時計をじっと見ていると、段々目が離せなくなっていきます。ふと脳裏にはずっと降りしきる雨の中、ずぶ濡れのまま立ちすくむ貴方の姿が見えます。やがて、自身が砂糖菓子の様に、雨に溶かされて地面に溶けていく様なシーンが焼き付き、なんとも言えない恐怖に陥ります。SAN値チェックです(1/1d3)
[B]読み解こうとするのですが、文字が擦れててしっかり読めない様です
[R]書かれている文字の内容が理解できます
「水面の中央にて世界を閉じれば未来は進み、世界を開けば箱庭は踊る」
[C]また、直感的に、時計を直して動かした時、蓋を閉じるか否かで変わるのではないだろうか?と感じます。
★英語に関してNPCは何も言わない。
「それは用意された文章だからねぇ、君達で解いてみてよ!」
・カーテンの閉まった窓
カーテンが閉まりきった窓辺があります。
〈聞き耳〉
→どちらにせよ何も音は聞こえない
〈目星〉
[F]少し見ようとしてカーテンに触れるのですが、手が滑ってしまい、カーテンが開いてしまいます。→《カーテン開放》へ
[B]無地のなんの変哲もないカーテンのようだとしかわかりません。
[R]ぱっとみ開けた形跡も無く、窓の外からの光も無さそうです。
[C]ふとなんだか窓の外は何もないのではないか?と直感で感じ取ります(SAN値チェック回避)
《カーテン開放》
カーテンを開けると窓の外は文字通り何もない、真っ暗な世界が広がっています。
吸い込まれるような深淵、部屋の光すら吸収してしまう暗黒世界に皆さんは肝が冷えます。SAN値チェックです(0/1)
★窓は開けられる、外が何もないと教えるためにNPCがコインを投げてもOK、ただ永遠と落下していく(窓枠から外に出ても同じ→ 空間外に出ると永遠の深淵に放り出されます。進もうとした場合「そこから先は文字通り何もないよ?帰っておいで」と戻る様催促します。それでも飛び降りる場合は一生戻ることのない消滅エンドにしちゃいましょう)→【消滅ED】へ
「外?ほうら無いよ?ここに外なんて存在しない。ちゃんとした手順を踏まなければ出ることなんて出来ない、失敗すれば、永遠と堕ち続けるだけさ…でも大丈夫。もし君達が堕ちたとしても、ちゃんと終わらせてあげられるから…」
・ベッド
ベッドは掛け布団がしっかり畳まれている綺麗な状態です
《怪我人有り》
綺麗に畳まれてたであろう布団は適度に柔らかく、また肌触り、使用感も中々よさそうです。
ベッドでしばし休憩すると耐久値とSAN値が2回復します。(5ターンくらいは使用、何度も回復するかはKP次第)
〈目星〉
[F]ベッドを調べようとした時、ベッドの下の部分に脛をぶつけてしまい、痛いです。耐久値-1してください
[B]特になんの変哲もないベッドです
[R]よく見ると使用感があり、毎回畳んでいるんだなとわかります。その布団の質は中々よく、ここで寝ると疲れが取れそうだな、と思います。
→「使う?別にいいけど」
[C]★クリティカルを得た状態で寝ると瞬時に耐久値、SAN値がフル回復
→ベッドの下を覗いても何もない
「何を期待していたんだい?」とニヤニヤしてる(そんな所にキーアイテムは無いよ&エッチな奴考えてたでしょーってアレ)
・机と椅子
特に変わったものはない
・クローゼット
中にはNPCのサイズに合った服などが干されておりますが、特にこれといったものは見当たらないようです。
・部屋について
★NPCの自室、好きな設定を織り込もう
「うん?そうここは私の部屋だよ〜といっても数ある中での今回用のお部屋だからそこまで必需品は無いけれどねぇ。いい布団でしょう?よい悪夢はよい布団から…これでなら現実を放棄してしまえるほどの優しい悪夢に包まれるよ…ふふ」
【2:本棚のある部屋】
中は本が大量に置かれている部屋のようで、何かヒントになりそうな本を探すのは大変そうです。〈目星〉または〈図書館〉を使用して良さげな本を探すことが可能です。
また、「この本を探す」と最初に決めてある場合、探索技能値+20で探すことが可能です。
★この本をの例)英和辞典、名言、ことわざ辞典、など
〈図書館〉
[F]本を漁っていると、不安定であった本棚を崩してしまい、崩れて貴方に降り掛かってきます。耐久値-1してください。なお今後本を探す際にはバラバラに落ちた本の山から調べる必要性があるので、探索技能値-20で探す必要性があります。
[B]本は種類も多く、中々お目当ての本は見つからない様です
[R]任意の本を1冊見つけました
[C]任意の本を追加でもう1冊見つけました
★ランダム提供(本自体は3冊だが、ことわざ部分で回数を分けてもいいかも)、または探してる本に近い本を提供、用意した本が出るまで何度も探せる。終わった場合、もうめぼしい本はなさそうだ。と言ってもいいかも
☆英和辞典
英和辞典を見つけることが出来ました。これで英語の文章は多少読み解けそうです
英和辞典を持っている間は技能〈英語〉を+50%追加出来ます。
☆名言、ことわざ辞典
名言、ことわざ辞典なるものを見つけました
その中に含まれている文章を読むことができそうです。
・怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。
フリードリヒ・ニーチェ 「善悪の彼岸」
・雨降って地固まる
-トラブルが発生したが、それが解決してしまうと、それが発生する前よりかえって良い状態になっていること、又は、往々にしてそういうものであるという達観。
相馬愛蔵「一商人として――所信と体験――」
・土は土に、灰は灰に、塵は塵に
お前は顔に汗を流してパンを得る。土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。
-最後は元ある場所へ還る
聖書「創世記3章19節」
・読書百遍、義、自ずから見る
-どんなに難しい本でも、繰り返し何度も読めば、自然に意味がわかってくるということ。
ことわざ
・ふたたび孤独に戻るのが、ぞっとするほど怖いのだ。
ジャン・ポール・サルトル「嘔吐」
☆化物について
何やら沢山付箋が貼ってある本を見つけます。一番大きな付箋のページを開くと、暗闇の中で動き回る人喰い化物についての情報でした。
化物は目がほとんど見えない代わりに、音を頼りに行動する。強い光には弱く、姿を保っていられない。召喚方法は召喚魔法陣に頭の無い人間を配置して呪文を唱える。召喚された化物が生贄の人間に食らいついている間に背中の鱗を数枚もぎ取れば、その鱗の半径15m程度にしか行動できない状態にする事が可能。
送還する場合はもぎ取った鱗と脳味噌(生贄のでも他のでも可)を召喚陣に置けばやがて脳を啜りに戻り、そのまま元の世界に戻る。
と細かく書かれている様です。付箋には「密閉使用、危険性中、処理法確認済み」と書かれている様です。
→『NPC』の方を見ると、見つかっちゃったと言わんばかりにテヘペロしています。
「いやぁ!試練試練!」とおちゃらけています。
☆厚みのある本
妙に厚みのある本を見つけます。開こうとしても糊付けされているのか開きません。
→降るとカラカラ音が聞こえます。
→ナイフで切ると、中から先端が六角のバルブが出てきます。入手可能です。(技能値無しで切れる)
→本を全て入手せずに別の所で悩んでいた場合
「調べたってまだまだ沢山物があった所があったでしょう?ほら、本棚とか全部見たかい?」とヒント出す。
〈聞き耳〉
[F]特に何もないですね(発見できない)
[B]図書館らしく、静かな空間です
[R]微かに何処かで、虫の羽の様な音が聞こえます
[C]それは3の部屋の方の壁から聞こえる様です、気になる場合目星をお願いします
〈目星〉またはマップを見て違和感に気がついた場合
[F]特に何もない様です(発見できない)
[B]気になるところが見つけられない様です。
[R]ふと、3の部屋の方の壁が不自然に塗りつぶされているのを見つけます。よくみると覗き穴があり、向こう側を覗ける様です。
[C]ただし直感的に、何故塗りつぶして隠してあるのかを考え、あまり見てはならないのでは…?と思います。
覗く→《手術室》
《手術室》
覗き穴から覗いてみるとそこは血濡れになった手術台と、それの前にうなだれているのか眠っているのか異形な存在がその場所に居ました。そんな異様な空間を見た貴方はSAN値チェックです(1d3/1d6)
また、こちらがどれだけ騒ごうと、向こう側の相手は反応せず、壁も分厚い為、放置するしか無さそうです。
→中の存在に対して『NPC』に聞くと
《脳缶前》
「彼らは神話生物と呼ばれる存在、名前を言うとミ=ゴって奴だね、彼らは高度な技術と思考を持って地球に侵略してきた宇宙人みたいな存在だね!この世界にはこういった神話生物と呼ばれる存在が数多くいるから気をつけて。彼らは大抵人間に協力する事は無い。しかも人間如きじゃ太刀打ちできないだろう。時々利害が一致して手を貸してくれる個体もいるけれどね、大抵は見つけてしまった場合は出来るだけ、触れない様に逃げるのがこの世界での掟だよ。」と教えてくれます。
《脳缶後》
「あぁそうそう!アレがミ=ゴだよ。非常に使いやすくてね…今は休憩中だから、起こさないであげて?」と教えてくれます。
【3:召喚部屋】
扉を開けると電気は付いてなく、その先に時計の様な物が見えるのですが、酷く鉄臭い香りで溢れています。電気のスイッチが今開けた扉の横にあるようです。
《消灯》
そのまま進もうとすると『NPC』が
「いるよ。彼。明るくしないとみんな食べられちゃうよ…?」と止めに入ります。
→そのままいくと【戦闘】へ
《点灯》
電気を付けると飛び込んでくる景色は小さめの壁掛け時計と鉄製のドア、部屋の隅に置かれた小さな金庫と、右手側に魔法陣、その上に下半身のみある男性の遺体でした。
そんなスプラッタな惨状を目撃した皆さんはSAN値チェックです(1/1d3)(中央で引き摺られた血溜まりを見ていた場合(0/1))
・時計
時計は少し高いところあり、2mの位置にある様です。2mに手が届く、又は〈跳躍〉で取れます(『NPC』に頼めば普通に取ってくれる)
〈目星(壁にかかっている時)〉
[F]時計を見ようとするも、首を上げすぎて捻りダメージを負います。耐久値-1してください。
[B]ぱっと見反射が強すぎてよく見えない様です
[R]よく見ると時計の長針が無く、短針と秒針のみで動いている様です。
[C]《懐中時計無し》短針の色が全体の雰囲気と違う様に見えます
《懐中時計有り》懐中時計の長針として使えそうだと思います。
〈跳躍〉
[F]飛んで取れずに着地する際に足を捻ります。耐久値-1して下さい
[B]上手く取れない様です
[R]綺麗に取れました
★時計を取ったら目星の情報提供
取り外した時計を見ると長針が無く、短針と秒針のみで動いている様です。
★時計を開けて短針を懐中時計の長針に付け替える事が可能。但し全ての素材が揃わないと時計は動かない(長針、蓋の石、部屋の中心)
→時計の完成については【5:最後の部屋】(排水後)へ
・遺体
遺体は腰から上が無く、何かに挟まれたように切れており、息絶えてからそんなには時間は経っていないようです。
〈目星〉
[F]何かないかと見るのですが、生々しい傷口から血がどくどくと溢れており、嫌悪感が込み上げてきます。SAN値チェックです(0/1)
[B]血濡れの成人男性としかわからないようです
[R]よく見ると腰のポケットにロッカーと書かれている鍵があるようです、所持できます。
[C]男は抵抗した素振りはなく、正座した状態から上半身を引っ張られながら切られたように見えます。
→男について「あぁ、彼は不適合者さ、だからこうなる運命になった。君達はどうだろうね?」
・金庫
金庫はボタン式で4桁の数字を打つタイプのようです。とても頑丈な作りになっており。並大抵の攻撃ではびくともしないでしょう
★バールで引っ掛けられる隙間も無い為、ナンバーのみでしか開かない
〈目星〉
[F]見ようとすると急激に金庫全体が揺れ、びっくりします。SAN値チェックです(0/1)(光に照らされて見えないが化物がぶつかった)
[B]とても頑丈そうな金庫だなぁ、としか無いですね
[R]指紋などはないかとよく見るのですが、全て綺麗さっぱり拭き取られている、か布の手袋で毎回全部を押してるようで、ボタンの減り具合も汚れも同じような感じです。
[C]金庫の番号なら『NPC』は知っているのではないか?と思います。
(言われたら下のヒント)
★中々ドッグタグに気がつかないようであればヒント
「悩んでいるようだねぇ…君達はまだ細部まで見切ってはいないでしょう?ヒントをあげよう。君達は既にそれを見ているはずだよ?」「他に注意深く見ていない所は何処かな?例えば。私とか」
→金庫の中には大きくて妙な艶のある鱗が3枚入っていました。入手可能です。
・古びた扉
古びた扉は色々黒く錆び付いているのですが、非常に頑丈で鍵のかかった鉄の扉です。(耐久値50)
〈鍵穴目星〉
[F]何も見えないです
[B]何も見えないです
[R]何も見えないのではなく、黒い何かがその場に溜まっているようです
[C]ドアの先は階段になっており、一段下がった所が黒い何かがに侵食されているようです。
〈聞き耳〉
[F]何も聞こえないです
[B]何も聞こえないです
[R]時々ぴちゃん…と雫が落ちる音が聞こえます
[C]そして扉からは微かに雨の香りがしています。
→水を抜かずに入る〈鍵開け-10〉(金色の鍵)
〈バールがある場合STR×3〉
ドアを開けてみると電気のない真っ暗な四角い部屋のようです。が入り口から少し階段で下がって下に床があるようですが、今は黒い液体で満たされていて入れなさそうです。
〈目星〉
[F]液体をよく見てみようとするも近寄り過ぎてしまい、足先が液体に接触します→《接触》へ
[B]暗すぎてよくわからないようです
[R]壁に付いている黒い部分を見ると若干青色だと分かります。
[C]そして瞬時にこの液体は触れてはならないだろうな…と理解します。
《接触》
液体に触れると触れた先が水を含んだ角砂糖の様にもろっと崩れていきます。皮膚で触れた場合、痛みなく崩れる体に驚愕し、SAN値チェックです(1/1d3)
この液体は生身で触れることは控えた方がよさそうだと理解します。
★水を抜いた場合は【5:最後の部屋】へ
・送還の儀式
★(基本的に脳缶の脳を使うが、PLの脳を使ってもいい)
・PLの脳を使用する場合4の部屋から工具を持ち出し(ダイス無し)〈医学〉が必要
〈医学〉
[F]脳を取り出すのに失敗し、酷く潰れた状態になってしまいました。自分の手で人間を破壊してしまった罪悪感により、SAN値チェックです(1d3/1d6+1)(医者によるSAN値回避は無い)
[B]うまく取り外せず、疲労感だけが蓄積します。耐久値-1してください
[R]なんとか上手く取り外せるものの、人の脳を扱うといった罪悪感が押し寄せてきます。SAN値チェックです(1/1d3)(医者によるSAN値回避は無い)
[C']何の迷いもなく、綺麗に取り外せました。
脳と鱗を魔法陣の場所に置くと『NPC』は「それじゃ彼が動きやすい様に部屋から出て、電気を消しておこうか」と皆さんを部屋から出します。そのまま電気を消して少ししたらコインを取り出し、魔法陣の方に投げます。するとドンという鈍い音と共にジュル…とした音が響きます。すると部屋から風が吹き、扉が勢いよく閉まります。しばらくしたら『NPC』がドアを開けて電気をつけます「おめでとう、お疲れ様。異界のものは異界へ…だね。無事試練を乗り越えたねぇ!」と褒めてくれます。(お前のせいだろ的な事を言っても「いやいやこれも大切な試練ですもの」と気楽にしている)
魔法陣を見ると脳と鱗がなくなっている様です
【4:倉庫部屋】
この部屋は少しごちゃごちゃしており、工具の類が積み重なった棚や骨壷サイズの不思議な金属の円柱の器が一つ、細長いロッカー、そして3の部屋に繋がっているのか謎の機械があります。
・工具
工具などが積み重なっている棚は大半が電動ノコギリや手術道具、ピンセットなど手先の細かい作業を行うような物が大半のようです
〈目星〉(隠れ7版ダイス)
[F]棚の上をよく見ようと背伸びしていると、留め具が甘かったのか棚が倒れてきます。〈回避〉をお願いします
→〈回避〉
→[F]全然避けきれず、降ってきた工具を顔面から受けてしまいます。耐久値-2してください。そして倒れた棚が金属の円柱の器を落としてしまいます。円柱の蓋が開いてしまい。中から液体と、少し脈打つ脳味噌が出てきます。→・金属の器《中身》へ
→[B]回避に失敗し、降ってきた工具を顔面から受けてしまいます。耐久値-2してください。
→[R]なんとか回避し、降ってきた工具が少し当たる程度ですみました。耐久値-1してください。
→[C']咄嗟の判断で華麗に避け、無傷ですみます。
[B]ぱっと見使えそうなものは無さそうです
[R]よくよく見るとハンマーを見つけました。所持が可能です
・ハンマー 近接戦闘:格闘 1d6+db
[H]追加でバールも見つかります
・バール 近接戦闘:格闘 1d6+1+db
[E]また、懐中電灯もあり、電池もしっかり入っているようです
・懐中電灯 近接戦闘:格闘 1d3+db
一人分の足元を照らせる明るさ
[C]棚の奥底には血濡れになった小型の護身用銃がありました。
・32口径オートマチック 射撃:拳銃 1d8 15m 1発 7弾(1発使用済み) 故障ナンバー:99
★銃は元々生贄になった被害者が持っていたもの
(他のは錆びていたり、使い方が分からなかったり繊細で脆かったりで使えない)
・金属の器
金属の円柱の器は少し不思議な模様が描かれており、上の蓋は簡易的なロックを解除すれば回して外す事が出来そうです。
持つと中々の重みがあり、液体が入っているのかな?と言った雰囲気です。
〈聞き耳〉
[F]よく聞こうと耳の近くに持ってくるとピリっとした電流を受けます。そして次の瞬間男性の悲痛な声が脳内に響きます
「助けて!どうして私がこんな目に…!」(生贄被害者の声)
[B]特に何も聞こえないようです
[R]時々チリチリしたような音。コポポ…といった水中の音が聞こえます
[C]水中で何か動いているのでは?と思います。
〈目星〉
[F]見てみようと持ち上げるのですが、手が滑ってしまい、床に落としてしまいます。その衝撃で缶が空いてしまい、中身がこぼれ出てしまいます→《中身》へ
[B]妙な模様があるな…といった感じです
[R]よく見てみると、缶の底に「被害者L_脳」と書かれています
[C]中身はなんだか急に見たらよろしくないものなんじゃないか?と思います(中身のSAN値チェック回避)
《中身》
中身は特殊な液体に沢山のコードが繋がれた脳味噌が入っていました。
脳はまだ動いている様に脈打つ血管がよく見えます。その様な異様な存在を見てしまった皆さんはSAN値チェックです。(1/1d3)
また、脳を見て驚いている皆さんに向かってウキウキで『NPC』は「説明。しようか?」と聞いてきます。
《いらない》
「あらそう…」としょんぼりします
《する》
『NPC』はウキウキで説明します
「これはね?脳味噌の缶、脳缶といってとある神話生物が作り出せる代物なのさ」
《手術室前》「彼らはミ=ゴと言って高度な技術と思考を持って地球に侵略してきた宇宙人みたいな存在だね!この世界にはこういった神話生物と呼ばれる存在が数多くいるから気をつけて。彼らは大抵人間に協力する事は無い。しかも人間如きじゃ太刀打ちできないだろう。時々利害が一致して手を貸してくれる個体もいるけれどね、大抵は見つけてしまった場合は出来るだけ、触れない様に逃げるのがこの世界での掟だよ。」
《手術室後説明》「ほら、あの部屋で寝てた子、あの子達が作ったやつだよ!」
「で、この脳缶、素晴らしいことにこの状態でも中の人間は生きているんだって!魂なる物は肉体の何処に存在しているんだろうね。全く面白いよ…ま。彼は一生ここでの捕らわれの身となるから、死んでるのと何ら変わりがないかもしれないけどね」と脳缶を撫でます。
・ロッカー
細長いロッカーは鍵がかかっており、またロッカーの上に棚などが無造作に置かれておりますが、一瞬上がきらりと光った様に見えます
→(バール場合STR×5)ロッカーの鍵を使うと中には少し大きな黒い傘入っていました。入手可能です
〈上部目星〉
[F]ロッカーの上を見ようとするも、首を捻ります、耐久値-1して下さい
[B]いまいち見えません
[R]よくよく見るとおよそ3mほど上に金色の鍵が引っかかっているのがわかります。また足元も物が散乱して不安定な為、〈跳躍〉や組体操、土台を持ってきて取る事が出来無さそうです。
[C]下手に取ろうとすると後ろに下がりそうだな。とも思えます
鍵を見つけた皆さんに対して『NPC』が「取ってあげようか?」と提案してきます。
《必要ない》
「そう?それならいいけど…」と引きます
★一応銃を入手した後〈拳銃〉[E]以上で綺麗に打ち落として入手可能。失敗すると棚の裏に行っちゃう。他のものを投げても同じく裏に行く(裏に行っても『NPC』は取れる)
《取って欲しい》
「いいだろう。あれがあんな所にあるのは誤算だったからねぇ。でもひとつだけ約束して?目を閉じて。私がいいよと言うまでは何も見ちゃだめだよ?目を閉じれないなら取る事は出来ない」と聞いてきます
→目を閉じる
「じゃあ…ちょっと待っててね」とガサゴソします。どうしますか?
《閉じて待つ》
ちょっとすると「はい、いいよ」と言ってきます、目を開けると『NPC』が金色の鍵を持ってニコニコしています。鍵を入手可能です。
《目を開ける》
言いつけを破り目を開くと
そこにいるのはまるで人ではない異様な存在が目の前に存在していました。(用意したNPCの描写)
目の前の存在は目を開けたあなたに気が付くと「見ちゃダメだといったのに。」とあなたの上に覆いかぶさるように手をかぶせてきます。貴方の体は金縛りを受けように動かない様です。
異様な景色、蒸せる様な雨の香りに包まれた貴方は精神の奥底を逆撫でされる感覚に襲われSAN値チェックです(1d10+3/2d10+3)
発狂した場合強制アイデア成功します。
やがて視界にノイズが走り、電源を落とした様に真っ暗になります。
「はい、いいよ」の声が聞こえると視界が戻り、先程までと同じ姿の『NPC』がニコニコしながら金色の鍵を渡してきます。入手可能です。(発狂は続いたまま)
・機械
機械は管が多く繋がっており、排水機と書かれている様です。
〈目星〉
[F]よく見ようと神経を集中している時、『NPC』が両脇腹を指で突きます。びっくりして飛び上がった貴方は背中を少し痛めます。耐久値-1してください。『NPC』はケラケラ笑いこけています。
[B]特に何か見つける事は出来ませんでした
[R]よく見ると六角の何かをはめる場所があるのがわかります。
[C]恐らく六角の所に何かをはめ込み、スイッチを押せば部屋の外に排水が開始される様だと分かります。
《バルブ無し》
ボタンを押すも、無反応の様です
《バルブ有り》
バルブをはめ込み、回せる方へ回してからボタンを押すと、ブーと起動音が鳴り、ガタガタと動き始め、液体が動く音がします。しばらくして液体の音が無くなると、隣の部屋からじゃばーとシャワーの様な音が響き、少しするとシャワーの音も機械も止まります。
【5:最後の部屋】(排水後)
〈鍵開け-10〉(金色の鍵)
〈バールがある場合STR×3〉
ドアを開けてみると電気のない真っ暗な四角い部屋のようです。入り口から少し階段で下がって下に床があり、部屋全体が湿っている様でぴちゃぴちゃしています(液体はただの水)
床は細かい網目の様で、先程ここで排水をおこなっていた様です。
〈目星〉
[F]よく見ようとするも、濡れた床に靴が滑り、転んでしりもちを着いてしまいます、耐久値-1してください。
[B]暗すぎてよく見えない様です
[R]天井がスプリンクラーの様になっており、ここから水が出そうです。そして床の網目に引っ掛かっていた謎の物を拾います
[C]裏を見ると何かにはめ込めそうな形をしているようです。
★(長針、蓋の石、5の部屋の中心で時計が動き出す)
拾ったものは懐中時計にはめる事が出来そうです。はめますか?
・《長針無し》
はめ込むとカチャンと心地よい音が響きます。しかし動く様子がない様です。
・《長針有り、5の部屋の外、送還前》
石をはめ込もうとすると『NPC』が「それが行動のピースだ。やり残した事は無い?」と聞いてきます。
↓
はめ込むとカチャンと心地よい音が響きます。
時計はカチカチと音を鳴らしながら動き始めます。しかし何故か蓋は閉められない様で、ただカチカチと時を刻んでいる様です。
→そのまま《送還前》へ
・《長針有り、5の部屋の外、送還後》
はめ込むとカチャンと心地よい音が響きます。
時計はカチカチと音を鳴らしながら動き始めます。しかし何故か蓋は閉められない様で、ただカチカチと時を刻んでいる様です。
★5の部屋に入る
部屋に入ろうとすると『NPC』が「それが最後の部屋だ。やり残した事は無い?」と聞いてきます。
→入る場合【雨】へ
・《長針有り、5の部屋の中》
石をはめ込もうとすると『NPC』が「それが最後のピースだ。やり残した事は無い?」と聞いてきます。
★はめた場合
送還後の場合【雨】へ
送還前の場合《送還前》へ
→《送還前》
すると部屋全ての照明が落ちます。驚く間も無くドン、と鈍い音が響き、化け物が皆さんの前に現れます。戦闘開始です。
【戦闘】
まずは目の前に薄暗くも化け物が現れ、その姿を目撃したと言う事でSAN値チェックが入ります(1/1d8+1)
_______
[簡易的化け物ステータス]
DEX:4
回避:8%
HP:60
MP:25
db:+3d6
攻撃:噛みつき90%
2d10+3d6
___________
★基本的に行動全て暗い為技能値-10
静かにしようとしても時計の音でバレるし既に化け物に目視されている為隠れ逃げる事が出来ない。『NPC』はいつのまにか居なくなっている(ただ見ている)
《退治》
なんとか化け物を対処すると照明が戻り、『NPC』が拍手します。
「…まさか倒してしまうとは…恐れ入ったよ。でもこれだけは覚えておいて?基本的に神話生物なる脅威的な存在は手を出してはならない。大抵太刀打ちできない存在が殆どだから…ね?」と言います。
→後は【雨】へ
《全員死亡》
全員死亡した瞬間化け物はピタリと止まります。やがて暗闇の中『NPC』が拍手をします。
「お疲れ様。大抵の神話生物はこれこの様に対処してはならない。命がいくつあっても足りないからね?出来るだけ回避しようとする事が大事なのさ。さぁさて皆様。これは私の世界。私の舞台。私の管轄下。世界適応テスト。だからやり直せる。やり直そう。何度だって戻してあげるよ。勿論この空間だけの話だけどね…?」と告げると指パッチンを行います。
全員1d10+2のダイスをお願いします。
ふと気がつくと、そこは化け物と接触する前
(電気を消す前)(暗い部屋に入る前)(懐中時計に入れる前)に戻っている様です。が体力、SAN値が減少した状態で、先程回した数値の分、耐久値、SAN値を回復させてください。発狂は停止しています
『NPC』はにこりと微笑んで「おかえり」と告げます。(死亡したのでクトゥルフ神話技能ポイント追加)
【雨】
完全体となった懐中時計を持って5番目の部屋に入ると、懐中時計の蓋部分からカチリと音が聞こえます。どうやら蓋のロックが外れた様です。
★別れて行動しようとしてると『NPC』が「ほら最後だからみんな揃って?」と全員行動させようとする。勿論自分も部屋の中に入っている。
・動いている時計の蓋を閉じると鉄の扉が閉まり、部屋全体が淡い青い光を帯びます。やがて天井部分から青黒い液体が雨の様に滴り落ちて来ます。青黒い雨は皮膚に触れると濡れた部分がポロポロと砂糖菓子の様に崩れていきます。まず耐久値-1してください。ここから何か行動しなければ1ターン過ぎる毎に耐久値を1ずつ減らします。
→時計の蓋を開けると雨が止まり、扉が開く
→『NPC』は雨に当たっても大丈夫
→何もせずに全員死んだら《雨死亡》へ
→傘を差したら《傘》へ
《雨死亡》
全員死亡した瞬間、雨の中『NPC』が拍手をします。
「お疲れ様。君達は選択を誤った。この世界は選択肢を少しでも間違うと簡単に死んでしまう。理屈や常識は通用しないのだよ。
さぁさて皆様。これは私の世界。私の舞台。私の管轄下。世界適応テスト。だからやり直せる。やり直そう。何度だって戻してあげるよ。勿論この空間だけの話だけどね…?」と告げると指パッチンを行います。
全員1d10+2のダイスをお願いします。
ふと気がつくと、そこは5の部屋の中央、時計の蓋を閉める前に戻っている様です。が体力、SAN値が減少した状態で、先程回した数値の分、耐久値、SAN値を回復させてください。発狂は停止しています
『NPC』はにこりと微笑んで「おかえり」と告げます。(死亡したのでクトゥルフ神話技能ポイント追加)
《傘》
傘を差すと全員が寄せて固まれば入るくらいの大きさの様で、探索者全員が傘の中に入る事が可能です。
全員が傘の中に入った事を見た『NPC』は雨の中拍手をしながら「おめでとう。なんとか、生き延びだ様だね」と笑顔です。
何か行動しますか?
★そのまま待機で【N_ED】
『NPC』を傘の中に入れる場合《呼ぶ》へ
《呼ぶ》
皆さんは『NPC』に傘に入る様に呼びかけます。『NPC』は驚いた表情をした後豪快に笑います「あっはっは!君達は随分と優しい子だねぇ」と皆さんの方に歩いて行きます。段々と強くなる雨。周りが雨粒で見えなくなっていく中、ずぶ濡れになった『NPC』は傘を持ち、皆さんの輪の中に入ります。
「優しい子達。可愛い子達。素晴らしいよ。善意は冷えた心を揺らし、繋いだ手の様に温める。
でもそれが正しかったとも限らないから気を付けてね。今回は…君たちのやさしさに免じて、大正解にしてあげよう」
【T_ED】へ
___________エンドロール
【消滅ED】
貴方は注意に反して興味のまま遠くまで進んでいきます(興味のまま、落下していきます)。やがて気がつくと後ろ(上)にあったであろう建物は無く、四方八方全てが深淵に囲まれています。戻ることも進むこともできている様なできていない様な空間に取り残された貴方は永遠にこの世界を漂うことになるでしょう。お疲れ様でした。消滅ED、実質ロストEDです。貴方の肉体は現実世界では脳死判定されているでしょう。
(ゲームのバグで壁抜けしたキャラが死ぬ事も戻ることも出来ないあの状態。シナリオクリア後に世界を閉じるので、その瞬間に死亡します)
【システムED】
では。と言うと『NPC』は机に向かい、カタカタとコードを打っていきます。適度に打ち終えた後「…これであとは実行すれば終わりだ。本当にいいのかい?」と再度聞き返します
《止める》
「ふふ、その方がいい、折角なんだからこの世界をもっと堪能するといい!」と、書き換えたコードを保存せずに削除します。(ゲームに戻る)
《実行する》
「…そう。では。さようなら」
そう寂しそうに呟くと軽くエンターキーを押します。次の瞬間視界は皆さん自分の部屋、先程眠りについてから数分も経っていない様です。なんら変わりなく、皆さんはそこにいます。もし何かあると言うのであれば、さっきまで何をやっていたんだっけ…?と全て記憶にない状態になります。
きっと一瞬夢を見ていたのでしょう。
貴方達はそのまま何事もなかったかの様に眠りに着きます。おやすみなさい。
お疲れ様でした。システムED、何もなかったEDです。
耐久値、SAN値減少全回復(というより減少無し)
技能成長も無し、あの空間で起きた出来事を全て忘れてしまったEDです。
【N_ED】
段々と強くなる雨に打たれ、傘に伝わる衝撃も大きくなって行きます。酷い雨音に包まれながら徐々に意識が遠くなって行きます。遠くの方で拍手が響き、気を失います。
やがて気がつくとそこは自分の部屋の布団の上、どうやら無事あの世界から抜け出せた様です。外は綺麗な朝。一体あの世界はなんだったんだろうと思いながら皆さんは新たな生活の一歩を踏み出すのでした。
お疲れです。ノーマルエンドです
耐久値、SAN値全回復
技能成長有り
・死亡ポイントを換算し、クトゥルフ神話技能にポイント分プラスしてください。
【T_ED】
段々と強くなる雨に打たれ、傘に伝わる衝撃も大きくなって行きます。酷い雨音に包まれながら徐々に意識が遠くなって行きます。それでも安心感のあるぬくもりの中、雨音は優しくこもり、やがて『NPC』の声だけが響きます。
「おめでとう、合格だ。私の言った事を忘れないで。また出会えたら。今度は私の本気でお相手しよう。忘れないで。ここは狂気渦巻く、宇宙の悪意に満ちた世界だと言う事を。ありがとう。君達に。“不幸な夢が訪れますように”」
(スコット・デヴィッド・アニオロフスキーより)
と聞こえると、意識が完全に遠のき、気絶します。
やがて気がつくとそこは自分の部屋の布団の上、どうやら無事あの世界から抜け出せた様です。外は綺麗な朝。一体あの世界はなんだったんだろうと思いながらふと枕元を見ると、青黒い雫の様なガラス材質のペンダントが置いてありました。触れてみると少しだけ、心が温かくなる感じがします。
きっとあれが正解だったのだと思いながら皆さんは新たな生活の一歩を踏み出すのでした。
お疲れです。トゥルーエンドです
耐久値、SAN値全回復
技能成長有り
トゥルー特典として技能値〈目星〉に+5
持ち物に「雨のペンダント」を追加してください。今後シナリオを行うKPに確認が必要ですが、ペンダント所持中は幸運が+5されるアイテムです。
・死亡ポイントを換算し、クトゥルフ神話技能にポイント分プラスしてください。
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【余談】
最後の言葉、NPCはニャルラトホテプ、またはKPのイメージです。
初心者向けなら「毒入りスープ」とかでもいいんですけどね〜
初めての方が「ちゃんとセッション出来る様に予習してきました!」って毒入り見てる事もあるよな〜と思ったので作っちゃいました。
だいぶ感覚が麻痺してると思うのでこれが初心者向けかわかってないです…いきなり血溜まりってダメだったかな…?でも毒入りも首飛んでるし大丈夫よね?にこ。
それはさておき、脳の為にミゴさんをお呼びしましたが、こーゆーやつもおるんやで〜みたいな感じで説明入れると良いでしょう。この方結構使いやすいですもんね?多分。
あと私の時に、最初の部屋のライトを壊そうとしてた子が居たんですがそういう場合はいい感じに止めるか「本当に破壊しますか?」と念を押して聞くか、さっさと壊させて化け物戦闘へ〜な感じに臨機応変にやってくれよ!って所結構多いと思います。頑張ってください。
長くなりましたがここまで読んでくださり誠にありがとうございます…!
背景とかちょっとしたアイテムとかの絵が入ったやつがBOOTHで販売中です!よかったらそちらもご覧下さいな!(宣伝)
では良きTRPGライフを…
らりるりら